日本では影の薄い競技、自転車ロードレース。
欧州では、サッカー、モータースポーツに並び有名なスポーツです。
この違いは何だろう、とたまに思うわけですが…。
日本といえば、古くから野球が盛んで、ここ20年近くはサッカーも盛んになってきました。
他はというと、相撲、格闘技系、マラソン、駅伝、ラグビー、バレーボール…くらいでしょうか。あとはバスケットですかね。
戦前から行われている野球や相撲は置いておいて、やはりメディアへの露出というものが大きいと思います。
バレーボールなんていい例ではないかと思います。代表戦を民放が独占放送しますね。あと、高校バレー。これも民放が放送します。人気高いです。国内リーグ戦はあまり見かけませんが、スポーツニュースでは良く取り上げられます。
私が思うに、国際的に実力があるからこそ(まぁ、女子だけですが…)だと思います。
サッカーにしても、国際的競争力、ワールドカップに出れるかどうかというあたりから人気が出始めました。勿論、Jリーグの発足というものは大きいと思いますが。
自転車ロードレースは、それほどの実力はありません。勿論、欧州で活躍する、新城、土井、別府の3選手の実力は世界トップクラスです。でも…そのほかは…? オリンピックでの成績は?
フランスにA.S.O.という組織があります。Tour de FranceやParis-Dakar Rallyを主催する組織です。彼らはメディアのコングロマリットの一組織です。メディアが率先してそのスポーツイベントを盛り上げています。(ひいては自分たちの宣伝にもなる。)
残念ながら日本にはありません。放送局主催のスポーツイベントはありますが、あくまで放送局。放送局のスポーツ部門が運営から何から何までを取り仕切る訳ではない。
であれば、実力でメディアに振り向いてもらうしかない。
レース会場で盛り上げないと、って言う選手がいたようですが、そんなこと言っているのであれば、実力をつけて成績を出せ、日本全体のレベルアップを実現させるためにはどうすればいいか考えろ、と言いたい。
残念ながら、そうでなくては、マイナースポーツに対してメディアは振り向かない。
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