2010年4月29日木曜日

Liege-Bastogne-Liege とか

前回、「アルデンヌ・クラシックでは、動いたチームは勝てませんね。」ということを書きましたが、Liege-Bastogne-Liegeもそんな展開になりましたね。

チーム全体で集団を曳いたり破壊したりという行為を行ったチーム(SaxobankやLiquigas、Rabobank、Caisse d'Epargne)は勝てず、それらの動きに乗っかって、最後の好機にエースがアタックを仕掛けたところが勝ちましたね。(コンタドール→ヴィノクロフ、イワノフ→コロブネフ)

ヴィノクロフの勝利に対しては、現地ではいろんな憶測・物議を醸しているようですが、私は素直に復活を喜びたいと思います。

さて、春のクラシックが終わりまして、いよいよステージレース、GranTourの季節がやってきました。

で…ですよ。

早速始まった Tour de Romandie で、またこの人がやってくれているらしいです。

Liquigas所属のペーター・サガン。20歳。

ほんの数ヶ月前までロードではほぼ無名であった若者が、Tour of Downunder で注目を浴び、Paris-Niceでステージ2勝。そして、Tour de Romandieの第1ステージのタイムトライアルでは、イタリアチャンピオンから遅れること僅か1秒。そして、第2ステージで集団スプリントを制して3勝目。さらには総合トップに躍り出るという…。でも、生活については、チーム内部から注意が出ているようですが…(→Liquigas所属マッサージャーの中野さんの写真ブログより)

サガンはGranTourに出場したら、どれだけのパフォーマンスを出してくれるのだろうか。

GranTour…

5 月 8 日から始まりますね、GranTour第一弾、Giro d'Italia !!
今年は新城選手の出場も決まり、注目度は高いです。
しかし、今年の 5 月は、観戦する側から見れば、かなり大変。
5 月の第三週が、「Giro d'Italia」「Tour of California」「Tour of Japan」の豪華三本立て!
さすがに「Tour of Japan」は放送は無いが、生観戦できる!!

さぁて、どうしようかなぁ。

2010年4月22日木曜日

Fleche Wallonne (HIS)

日本初放映の Fleche Wallonne 。
世界チャンピオンのエヴァンスがコンタドールを最後にかわして先着。アルカンシェルを着てのうれしい勝利を獲りました。

さて…アルカンシェルというと、こちらには呪いが付いてくる訳ですが、普段からツイていなかったエヴァンスには特に関係なさそう。というか、何かあってもアルカンシェルの呪いなのか元々の星回りなのかわかりません。

アルデンヌ・クラシックが2戦終わった訳ですが、ちょっと趣深いな、と思うことが。

勝利を目指して仕掛けるSaxobankやKatusha、それに乗っかるOmegaPhama(というか、ジルベール)、Lampre(というか、クネゴ)、集団で溜めるBMC、Caisseなど。

「仕掛けたもの負け」という感じが…。
勿論、仕掛けなければ勝てる、という訳ではない。でも、仕掛けると確実に勝ててない。
中盤で仕掛けるシュレク兄弟や、最終局面で仕掛けたコロブネフ。
かたや、仕掛たものの大仕掛けはせずに様子見のジルベール、終始集団中盤に位置し遅れを取らなかったエヴァンス。
結果にも明暗が分かれましたね。

次は、リエージュ・バストーニュ・リエージュ。
出場メンバーは、ほぼ変わらず。
また同様の展開になるのか、はたまた…。

2010年4月19日月曜日

アイスランドの火山の件

火山の噴火ひとつで、こうも混乱するとは…という感じです。
イタリアとスペインが飛行機の運航を再開したようで、日本からも通常とは異なるルートで、ローマへ向けて飛行機2機が旅立っていったそうです。

さてさて。

スポーツ界も大変で、FCバルセロナが UEFA CL のため、バスで2日間かけてミラノへ移動。今週末のMotoGPの日本グランプリが10月に延期。

で、サイクルロードレース。

先週末のアムステルゴールドレースでは、Caisse d'Epargne はバルベルデやLLサンチェスらがスペインに足止めで、8人出走のところ3人で出走。(本当はルール違反だが、UCIは特例で認める)Cerveloのサストレも同じく。Skyのウィギンスはイギリス足止め。その他もろもろで、17名程度がレースに間に合わず。

水曜日にフレッシュ・ワロンヌ、日曜日にリエージュ=バストーニュ=リエージュがある。イタリアでもレースがあったり、はたまた、レースから本拠に帰っている途中だったり。

総合6位の活躍を見せた土井選手をはじめとしたSkil-Shimanoご一行様は、イスタンブールから空路バルセロナへ。そこから高速鉄道でオランダへ帰るそうです。
スペインでステージレースに参加していた別府選手をはじめとしたRadioShackご一行様は、陸路フランスへ。フランス入国後、TGVの予定でしたが、フランス国鉄のストライキに見舞われている模様。
これからイタリアのレースに向かう新城選手は、当初フライトの予定でしたが、当然のように飛ばず、TGVでリヨンまで行き、先行しているチームバスに乗っかる予定ですが…ストライキの影響が心配されます。

別府選手と同じスペインのステージレースに参加していたコンタドールは、フレッシュ・ワロンヌ参戦のため、フレンチ・バスクのポーまで車で移動。その後、チームメイトのペレイロと合流し、鉄道でパリへ。そこからチームカーでベルギー・リエージュに移動しています。

アムステルゴールドレース不参加となってしまったバルベルデとLLサンチェスですが、パサモンテスを加えて、ベルギーに向けドライブ中。

しかし、トルコからドイツへ帰りたいグライペルや、北海を渡りたいKAアルヴェセンなどは、いまだに立ち往生。

う~ん…なんか試合をする前、レースをする前に疲れてしまいそうですね。
このままだと、Giro d'Italia とか Tour of CA とか Tour of Japan とか、大変です。

はやく収まらないだろうか、噴火。

土井雪広選手が Tour of Turkey で総合6位フィニッシュ

春のクラシックが石畳地獄から連続丘地獄へ移るころ、ヨーロッパの東の果てのトルコで「Tour of Turkey」という1週間のステージレースが行われました。
そこで、Skil-Shimanoの土井選手が総合6位でフィニッシュ。すばらし~い。
総合優勝は、ISDのヴィスコンティ。第4ステージで逃げに乗ったメンバーがそのまま上位に躍り出た感じですが、第4ステージでは、一時的ではありますが、土井選手が総合首位に浮上していたときも…。
逃げ切りでステージが決まったのが第3と第4ステージ。ヴィスコンティはどちらの逃げにも乗っていた。土井選手は第4のみ。もし第3にも乗っていたら…と思うと、この先が楽しみで仕方ありません。

2010年4月14日水曜日

1450W

ドS級のクラシック2連戦が終わりました。
結果としては、カンチェッラーラの連勝、ボーネン惨敗だった訳ですが、アタックのされ方を見ると、かたや足がつったときにアタックされ、かたや他選手のアタック封じで足を使ったところでアタックされ…今年は薄幸キャラなのだろうか。
しかしながら、勝ったカンチェッラーラは圧倒的。なんと最大出力1450W。普通のご家庭の場合、半分以上の電力が賄えます。
一家に一人、カンチェッラーラ…(^_^;)
今週末からは、舞台をオランダ方面に移しての3連戦。
登場する選手も大半が入れ替わり、また違った趣きが楽しめそうです。

2010年4月11日日曜日

元本埜村と元印旛村

先日、編入直前の本埜村役場と印旛村役場を回ってきましたが、編入後にも本埜村役場だけですが回ってきました。天気が微妙だったので、写真は撮っていないのですが…

すっかり印西市の支所となっていまして、「本埜支所」という表記が玄関だけでなく、道路の案内板にも登場していました。あまり詳しく見ていないのでなんともいえませんが…

そして、そこから10分程の旧村境にあった「印旛村」「本埜村」の標識も、すっかりなくなっていました。でも、田んぼが一面に広がる風景はすぐに変わるわけでもなく、そこにありました。私の母の実家が農業を営んでいるためか、そのような風景を見ると妙に落ち着きます。田植えの準備も着々と進んでいるようです。田植えはゴールデンウィークかな? そのころになったらまた回ってみようと思います。

すっかりお気に入りコースです。

2010年4月6日火曜日

10%...

たくさんのドラマを見せてくれたRonde Van Vlaanderen。録画したものを見直しています。

主催者の発表によると、観客の延べ人数は100万人だったそうです。

ベルギーの人口が、およそ1000万人ですから…

ベルギー国民の10人に1人がレースを観に行った

ということになります。
すげぇ…。そんなスポーツ、他に無いですよね。「テレビで見た」ではなく、「直接観に行った」ですからね。さすがは国技。

勝ったカンチェッラーラも、負けたボーネンもいいコメントをレース後に残してますね。

来週のParis-Roubaixも楽しみですね。

2010年4月3日土曜日

とりあえず一安心

お預け状態であった、Lampreに対するProTourライセンスが正式に下りました。
クネゴが見れない、ペタッキが見れない、という危機的状況は避けられましたね。これは、チームにとっても、ファンにとっても良かったことだと思います。

さぁ、フランドルだ!!