2009年10月26日月曜日

人・人・人のジャパンカップ

行って来ました、ジャパンカップ。

前日のチーム・プレゼンテーションには都合で行けませんでしたが、レースはしっかりと見ました。

展開としては王道の展開でした。
これといった印象的なシーンもありませんでした。

一昨年から観てますが、それにしても人が凄く多くなりました。

8時過ぎにメイン会場に到着しましたが、既に人だかりが…

一番の見所である古賀志林道は、今年は入場規制が入ったとか…

私は、古賀志での観戦を当初から捨てて、多気不動の手前の登りで観戦。此処はそれほど人がいないので。

写真は何枚か撮りましたが、終盤は応援に全力。写真撮ってる余力はありませんでした。

主催者は大変だなぁ、と昨年から思っておりました。しかしながら、大変良いイベントだと思います。
出来ればこうしてほしいなぁ…という要望が2つ。

ひとつは、メイン会場にスタンドを設営してほしい、ということ。スタート前に、一組の夫婦とおぼしき人が、私の横に来ました。旦那さんは、足を悪くしているらしく、杖をついていました。しかし、その時に降り出した雨とトイレが遠いということで、別の場所へ移られました。
車イスのファンの方もいらっしゃるそうなので、そういう方が優先的に確保できる指定席があってもいいんじゃないかな、と思います。

もうひとつは、残り1kmにある、フラムルージュがあまりにも貧素なので、もう少し立派にしてもらいたい、と思います。

さて、来年は?

追記:写真をアップしてみました。

http://picasaweb.google.co.jp/signal.livestrong/JapanCup2009#

2009年10月24日土曜日

自由の身~コンタドール狂走曲、本格的に。

Tour de Franceが終わってから続いていた、Astanaとコンタドールの確執ですが、ついに決着を見るときが来たようです。
UCIが、10月22日に来年のProTourライセンスリストを発表しました。
これはライセンスの期間に関係なく、必要書類を提出しなくてはいけないのだが、この来年のリストからAstanaが漏れています。

これは何を意味するか?

コンタドールとAstanaとの契約の中に、チームがProTourチームであることが条件になっています。
そして、UCIでも選手を守るため、10月20日までにライセンス更新を済ませていない場合、所属選手は自由に契約を解除できます。

即ち

コンタドールはAstanaを離れることができる!!

ちなみに、更新手続きが完了してない他のチームは、
Caisse d'Epargne
Eusktaltel-Euskadi
Saxobank
Team Sky
(尚、後日、Saxobankは更新手続きが完了したそうです。)
まぁ、これによってゴタゴタがおきるのはAstanaくらいですかね。


Caisse d'Epargne、Quickstep、Garmin。
何処に行くでしょうかね…

2009年10月19日月曜日

ProTour終わりました

先週土曜日のGiro di Lonbardiaで、ProTour全日程を終了。

で…

誰がチャンピオンになったんだ?
まぁ、いいか。

振り返ってみると…ベルギーチームが例年以上に活躍したような気がします。
春のクラシックはQuickStep、秋はSilenceLotto、世界選はエヴァンスが取り、VueltaではプロコンチネンタルチームのVacanSoleilが連日の逃げ、しかも集団スプリントでも1勝。

去年は、春まで活躍して、あとはエヴァンスが頑張る程度だったような気が…。

逆にイタリア勢は落ち込みましたかね?
良いところにいるんだけど、力不足というか…そういえば、今年はクネゴ勝ったっけ?


さて、来年はどうなりますか?

お、その前にJapanCup。
去年以上に人が多そうだなぁ、どうしよう…

2009年10月15日木曜日

やべぇ…楽しそう! ~ Tour de France 2010

来年のTour de Franceのコースが発表されましたが…

すご~~~~く、面白そう!!!

2006年から観戦と、それほどTour de Franceを見てきた訳ではないのですが…

何で、Paris-Roubaixの石畳がでてくるの?

…んと、第3ステージに4箇所。しかもゴール手前30kmに集中。
さすがに、今年のParis-Roubaix難易度5(最高)は出てこないが、難易度4が1箇所、難易度3が2箇所、今年お目見えしていないのが1箇所、合計距離11km。

慣れている選手はいいとして、慣れていない人はどうすんだろ。
例えば、コンタドールをはじめとした軽量クライマーたち。石畳に飛ばされそうだね。

来年は、オランダ・ロッテルダムからスタート。

2009年10月12日月曜日

Dopingについて想う

最近になって、2008年のTour de Franceのドーピング検査をやり直す、というアナウンスがされた。
これは、ドーピングが発覚した選手の証言等に基づくものらしい。

サイクルロードレースの闇の部分として、ドーピング問題がある。
オリンピックのパワー系競技で度々耳にするが、最初にドーピングが原因で死亡したのは、自転車選手と言われている。
現在は、EPO(エスリロポエチン)という赤血球を増加させるホルモン剤を投与することが多く、特に第三世代EPOである「CERA」は、近年まで体内から発見することが困難とされていた。ちなみに、通常は腎臓疾患等で慢性的な貧血を患う人に投与される。(EPOは通常、腎臓で生成されるため、腎臓疾患の方は慢性的な貧血となる。)

当然、一般の薬屋さんでは手に入りません。
欧州のプロスポーツでは、チームや選手個人に専属医師が付くことが多いです。それだけ医師と選手との距離が短い。日本では、サッカーでも数チームだけだそうです。(他のチームは、病院などと契約して、その時々に派遣してもらっているそうです。また、日本体育協会から紹介もしてもらえるそうです。) 

医師や選手のモラルというところもありますが、医師と選手の距離が近ければ、当然、薬と選手との距離も短い。
ドーピングが他の選手、そして、他のスポーツに広がらないよう、薬だけを選手から遠ざけることを、もっと欧州は考えなくてはいけないのではないか、と考える、今日この頃です。