2015年8月10日月曜日

【はじめてのブルベ】BRM0718大子200km~ブルべ当日

今回参加したブルベは、AJ千葉さん主催のブルベですが、起点は茨城の大洗になります。
チェックポイント(PC)は全部で4つ。PC2からPC3が北茨城の山間地域となり、登りを大の苦手としている私にとっては、ほかの部分でどれだけマージンが稼げるかが勝負となりました。
さて、起点である大洗は、我が家のある船橋から少し離れています。当初早朝に家を出て向かうことも考えましたが、朝が弱い&前日に早く仕事を切り上げることが出来ないことがわかっているので、前泊することにしました。とはいえ、大洗に夜遅くに受け入れてくれるようなビジネスホテルはないので(というか素泊まりでは勿体ない)、隣の水戸に宿をとり、仕事が終わったのち、車で直接水戸入りしました。
当日は6時過ぎに宿を出発。途中コンビニで朝食などを買い込み、7時過ぎにスタート&ゴール地点の大洗海岸に到着。丁度、同時開催の300kmがスタートしていました。

当日は台風の影響が心配されていましたが、影響はなく、良い天気に恵まれました。ただ、午後から雨予報が出ていましたが、さほど降るような予報ではなく、暑いさなかを走るよりはかえってよいだろうと考えていました。
私もいそいそと準備を始めます。トップチューブバックをトップチューブにつけると膝がすれて気になるため、無理やりステムに取り付け、そこにサイコンとGARMIN用のバッテリーチャージャーを入れ、いざというときの輪行袋をダウンチューブ下に増設したボトルケージに入れて、あとはサドルバックにぶち込みます。



申し込みを済ませ、ブルべカードを受け取ります。私のスタートは8時10分でした。
8時の10分前くらいにブリーフィングが始まり、コース上の危険や注意ポイントのほか、PC2の後にある小川ダムに有人チェックがあることが告げられます。 
8時10分が間近になり、集合がかけられ、車検を受けてサインをいただいて出発となりました。

スタートしてから、PC2までは、海沿いの道を走ったりしていました。若干のアップダウンがありましたが無理をしない方向でやり過ごしました。途中、グループになったりもしましたが、基本的には一人走行が多かったです。
40km先のPC1には10時、さらに30km先のPC2には11時半ごろに到着。途中、ミスコースを1回しでかしましたが、デッドラインより1時間ほど余裕を築くことができました。(なんでGPS使ってミスコースするのか…)


PC2からPC3は問題の山間地域、約60kmで三つ登ります。しかも途中にコンビニもないので、PC2できっちり補給と休息をとります。

冷やし佐野ラーメンなんてものをいただきます。
途中でコンビニがないということもあり、どら焼きを二つ買って、サドルバックに入れ…あれ? 入らない??
それは困るので、どら焼きの封をちょっと開けて、中の空気を追い出して、サドルバックに押し込みます。ふぅ、やれやれ。
十分な補給と休息を取り、念のため、GARMINへのバッテリーチャージを行いつつ、再出発します。
・・・が、サイコンが0km/hのままです。センサーを動かしてみたりするものの、やっぱり反応なし。壊れた??
これでGARMINだけが頼りかぁ、なんて思っていると、空から雨が…ぽつぽつ程度の雨が、5分くらいしたらちょっと強くなってきました。いくら防水のGARMINといえど、端子むき出しで走りながら充電している状態だとさすがに危険、そして、メーター類全滅という最悪の事態を避けるがため、充電ケーブルを引っこ抜きます。
すると、さっきまでうんともすんとも言わなかったサイコンが反応し始めました。どうやら混信していたようです。なんてこった…。
そんなわけでサイコンが復活しましたが、途中で受信できなかった分、距離を信用できない状態なので、PC3まではGARMIN頼みに。そして、道は本格的な登りに入ります。
すると、速度が面白いように落ちていきます。まあ何と言いますか、地獄です。途中、300kmの方々とすれ違う場所もあり、ニコニコしながら声をかけていましたが、内心は泣いてます。それでも何とか一つ目の頂上をクリア。下りはもう、あれです。憂さ晴らしです。下りの途中で自販機で休憩している方々を発見し混ざります。ああいうときの自販機は天国でした。下り切ったところで右折すると、短いけど勾配のある登りが登場。ここを超えて、小川ダムの有人チェックポイントに到着、スタンプをいただきます。そして、先を急ぎます。しばらくして2つ目の登り登場。GARMINのログ見ると、8km/hとか5km/hとかしか出てません。でも、もう一つ登りがあるので、辛抱強く登っていきます。
2つ目の頂上をクリアして、15分弱のご褒美タイム! ぇぇ、15分弱しかありませんでした。
そして最後の登り。途中でPC2で購入しておいたどら焼きを補給。まあ、押し込んだこともあり、2つのうちの1つはどら焼きの体を成しておりませんでしたが…。
まあそれでも何とか3つ目もクリアしてPC3へ。


PC2からPC3まで、おおよそ4時間半、デッドラインは30分前までに迫ってました。ただ、よくよく考えると、PC2で20分ほど休憩していたので、まあ悪くはなかったみたいです。下りのご褒美タイムのおかげでしょうか…。
PC3からPC4はさほど距離がないので、PC3での休憩は早めに切り上げて、先へ進みます。
距離はない、といっても30kmほどありますが、概ね下り貴重なので、時間を稼ぐことができます。
途中の自販機で休憩を挟んで、約1時間半でPC4に到着。
PC4は…

セイコーマート!!

北海道を拠点に展開するセイコーマート。残念ながら千葉にはセイコーマートは1件もありません。でも茨城にはあるんです。羨ましいです。
セイコーマートはお弁当がおいしいそうなのですが、そこまでお腹が空いていなかったので、おにぎりを買って食べたのですが…美味しかったです。

PC3からPC4までの道すがら、ちょっと違和感を覚え始めます。場所はお尻、というか太ももというか…レーパンのパットと擦れてるんじゃないかなぁ~、という感覚が出てきました。汗の仕業か雨の仕業かわかりませんが、走れないほどではなかったので、そのまま先へ行くことにしました。

あとはゴールだけです。雨も上がり、虹も出ました。



ただ、残念ながら、途中、ミスコースを2回しでかしましたが…
(だから、なんでGPS使って…)


無事にゴール。時間も十分規定内で帰ってくることができました。
PC2からPC3は苦しめられましたが、それ以外は、まあそれなりに楽しんで走れたように思います。そして、不思議なことに…200km走った! という実感がないんです。
1回のサイクリングで走った距離としては、生涯最長なのですが…オカシイ。
もしかして、距離感覚、壊れたんですかね…

ほぼ半分が雨中の走行となったため、かなり泥だらけ。このまま帰るわけにはいかないので、自転車を車に積み、足を水で軽く流し、車の運転席に作業用シートを被せて運転し、町内の温浴施設へ汗水を流すために風呂に入ったわけですが、お尻が沁みます。案の定、擦れてしまったようです。気になりだすと止まらなくなり、結局、お尻の痛みを気にしながらの帰宅となりました。

あ、夕飯はセイコーマートにしましたw。

2015年8月4日火曜日

【はじめてのブルベ】BRM0718大子200km~準備

ブルベ参加にあたって、色んな準備をしなくてはいけませんでした。
しかし、装備に関しては先人の皆さんのおかげで、何とかすることができたと思います。


  • 服装
    • 反射ベスト: 昨年末のAJ千葉のトライアルブルベにて購入。
    • ウィンドブレーカー: まさかのイオンの自転車売り場で購入。軽量コンパクト。(実際には使用せず。)
    • インナーウェア: ミズノの「アイスタッチ」。
    • アームカバー: 日焼け対策として必須。ちなみにレッグカバーは付けてません。
    • シューズ: ノースウェーブの何か(忘れた)に、スペシャライズドのフットベッドを装着。
    • ヘルメット: スペシャライズド PROPERO (リアライトとして SL-LD100-R を装着)
    • アイウェア: メガネユーザーの味方、RudyProject Exception
  • 装備
    • バイク: スペシャライズド Allez
    • ホイール: 上記バイク購入時の初期状態のまま。
    • タイヤ: コンチネンタル UltraRace 23C
    • コンポーネント: 貧脚に優しい、シマノ 5700系のコンパクト仕様。
    • ペダル: PD-5700-C
    • サイコン: CATEYEのワイヤレス+Garmin Edge 800J+携帯バッテリー
    • フロントライト: CATEYEのHL-EL340+GENTOS SG-325 × 2灯
    • リアライト: Fibre Flare Long + CATEYE TL-LD650
    • ボトルケージ3つ目増設のための「VIP bottlecage clips
  • 携行品
    • タイヤチューブ2本
    • 携帯工具
    • ParkTool タイヤブート
    • 予備のブレーキシュー 2セット
    • 輪行袋(オーストリッチ SL-100)
    • ブラックバーン製のミニポンプ
    • スペシャのCO2インフレーター+ボンベ2本
    • VAAMウォーターと梅丹本舗の2Run
    • サドルバックは、オルトリーブのMサイズを使用。

装備系については、タイヤ関係に一番気を使いました。
というのも、半年の間に3回もパンクしていて、すっかりパンクの女神様に愛されてしまっている状態だったためです。そのうち1回はタイヤカットしている状態でした...
タイヤは耐久性の高いものに変更するか否か散々迷った挙句、普段使いのUltraRaceをチョイスしました。また、タイヤカットしたときの備えとして、タイヤブートを携行しました。

携行品の中にあるVAAMウォーターは、粉末のスポーツドリンクのなかでも貴重な500mlに溶かす仕様のもの。カロリーがほとんどないのが痛いところだが、最近出てきている果汁が入ったミネラルウォーターである程度補っている。
サドルバッグはオルトリーブのMサイズ。Lサイズと迷ったけど、まあいいか的なノリで。ただし、後々泣きをみます。

2015年7月25日土曜日

【はじめてのブルベ】BRM0718大子200km~参加の動機

7月18日のこと。はじめて「ブルベ」に参加してきました。
「ブルベ」は、既定のルートを規定時間内に走り切る競技。(競技といってもクローズドではないので法規を順守するし、順位は定められない。)
一番短い距離でも200km。
最初にこれを知ったときは、「200kmなんて走れるか!」なんて思ってました。
そんなブルベですが、ある出会いがその考えをガラリと変えました。

それが「ロングライダース」という本です。

俗にいうところの「薄い本(同人誌)」なのですが、全然薄くない。
そして、執筆者の走行距離に唖然。
でも、文章から伝わってくる苦しみとか泣き言とか、そしてそれらを超えた時の喜びとか。
そういうものを見ていたら、自分もやりたくなってきました。
そしていくつかのセンチュリーライドを経て、ブルベへの参加を決意したのであります。

ブルベに参加するにあたって、色んな準備をしなくてはいけないのですが、それらは次回に書きたいと思います。

まあ、そんなに読者いないと思いますけど。


放置プレイしてました

ブログの存在を忘れてた。
また書いていきます。