2012年1月9日月曜日

利用しないのも、ひとつの手段。

年末に、"JINS"でアイウェアを注文。
年が明け、出来上がったとのことで、受け取りに行きました。

"JINS"は低価格のメガネを提供するチェーン店で、昨年、JCFのオフィシャルスポンサーとなり、"JINS Cycle"という、サイクリング専用サングラスを発売しました。レンズはNXTレンズという、耐衝撃に優れた素材を使用。価格は7990円。
私は近視なので、度を入れてもらわないといけないのですが、度入りでも19990円。一般的に度入りは高くなってしまうのですが、かなりリーズナブル。
未だコレを着用して出かけていないので、感想は未だ何ともいえませんが、ひとつ驚いたことが。

引き取りの際、店員さんが保証書を渡すときに「当社ではお客様の個人情報を管理しておりませんので、保証書を失くされますと保証を受けることが出来なくなりますので…」といわれました。

「えっ!!」と思いました。

アイウェアを作ってもらったので、出来上がったら連絡してもらうよう、個人情報を渡しています。しかし、それを破棄する、と。

"CRM"という考え方があります。顧客の趣味嗜好からクレーム管理まで、一元管理するのですが、それをしない。確かに、システム投資を行わなくてはいけないし、個人情報の厳密管理をするためにコストがかかる。でも、それにコストを割かず、その分、低価格な製品を提供するという姿勢なのであろう。

小売業だから、こんなシステム、あんなシステムが必要だよね! という決め付けは良くない、と改めて考えさせられた次第です。

(すいません、私、システム屋なので…)

2012年1月3日火曜日

2012年

…になりました。

あけましておめでとうございます。

正月は、由緒正しい日本人的正月(寝正月)をおくっております。

年が明けまして、ProTourチームも新しいデザインのジャージがお披露目され、「うんうん」とか「こう来たか!!」と驚いてみたりしています。

○順当な変更
○びっくりな変更
○新チーム/スポンサー変更
Garminが新ジャージを発表していたんですが、画像がどこか分からなくなってしまった。(Garminは公式Twitter見れば分かると思うんだが…)

国内チームも新体制が発表されていて、なかなか面白いチーム構成になったな、という印象。

国内、海外共に、今年も面白いレースを魅せてくれるだろうと期待させてくれます。

さて、一年の初めで一年の目標を立てるというのが、日本人的正月の慣わし(?)でしょうから、私も立ててみようと思います。
  • 体重を90kgを切る位に絞る。(昨年はほぼ変わらずで推移してしまった。)
  • 英会話をはじめる。(転職を見据えて。教室には通わず、ロゼッタストーンで学びます。)
とりあえず、この2点で。

とりま、今年もユルイ感じで更新して行こうと思います。よろしくお願いします。

2011年12月29日木曜日

Goodbye sadness ~ 往く年に想う

2011年も終わろうかというところ。仕事納めも終わり、家の大掃除をしております。ごくごく一般的な日本の年の瀬を迎えています。

今年を振り返ると、やはり地震、原発事故といった悲しい出来事がありました。そして、その状況は日に日に良くなっているとはいえ、まだまだ傷跡を残しています。

ロードレース界においても、Giro d'Italiaでのウェイラントの事故死、Tour de France でのフーガーランドの車両事故、Tour de Suisse でのソレルの落車による大怪我。例年と比較して悲しい出来事が多かったような気がします。
そんな状況、こんな状況でも、JapanCupは行われ、バッソ、クロイツィゲル、クネゴ、ラーション、など、多くの一流外国人選手が来日してくれました。また、別府、宮澤、新城、土井の4選手をはじめ、海外で活躍する日本人選手やスタッフ、関係者が日本へエールを、頑張りを送ってくれました。

2011年は終わります。

2011年ほど悲しい年はありませんでした。

2011年ほど暖かい気持ちになったことはありませんでした。

Goodbye sadness ~ 悲しみよさようなら

Hello joyousness ~ 喜びよこんにちは

2011年の悲しみに別れを告げ、暖かい気持ちを忘れずに、2012年が喜びの多い年となるよう願っています。

良いお年を。

2011年11月27日日曜日

房総方面に紅葉を見に行く

そろそろ11月も終わりとなりました。
関東で最も遅い紅葉が楽しめる房総半島からも、紅葉の便りが届くようになったので、ちょっと見てきました。

5時に起床。いそいそと準備をして、船橋駅から輪行。千葉駅で内房線に乗り換え、降りたのは保田駅。

まだ9時前という早い時間だったので、ほとんど人は居らず。
輪行を解き、水の補給を終わらせて出発。
県道34号線を鴨川方面に進み、目指すのは県道182号線。「もみじロード」と言われています。
さてさて…
う~~ん、色づいてはいますが、まだまだといった感じでしょうか?

地元が言うには「もうちょっとかもしれないし、今年は台風で傷ついたものもあるので、色づきがよくならないかも」とのこと。

さて、もみじロードを後にして、国道465号線に入ります。
どんな路線かというと…
こんなんです。世に言う「酷道」とはいいませんが、国道とはかけ離れた感じです。
そんな国道を行くと、房総スカイラインという有料道路が見えてきます。

コレ。
よく見ると…一番下に…「軽車両等 30円」
つまり、自転車OK!

というわけで
払いました、30円。車の方々から怪訝な表情で見られましたが、法規上問題ありませんので、そのまま進みます。
因みに房総スカイラインは片側1車線の有料道路で、最高時速は50km。そのまま国道で行ってもいいですが、なにせあんな国道ですから、コチラのほうが快適です。(勿論信号なんてありませんから)
ただ、自転車にとっては少し酷です。千葉県は全都道府県のなかで、一番標高の低い県ですが、非常にでこぼこしているので、アップダウンが激しいのです。また、その傾斜も厳しいものがあり、7%程度が普通にゴロゴロしています。大して距離を走って無くても、かなり消耗させられます。自分が重量級であるのも一因ですが…
さて、房総スカイライン。途中一箇所だけ休憩所があります。(といっても車を止められるだけ。トイレも何もありません。)

休憩所から見た景色です。若干色づいていますが、やっぱりまだまだのようです。
途中、恐らくプロであるとおもわれるピスト3台に追い抜かれ、房総スカイラインを抜けます。(房総半島をピストでなんて…凄すぎる。 あ、ちゃんとブレーキついてましたよ。その方々の名誉のために付け加えておきます。)
道の駅に寄りつつ、上総亀山方面へ。

お!!
上総亀山駅が近づいてきました。

上総亀山駅は、JR久留里線の終着駅です。
非電化ですので、ディーゼルカーでの運転です。

さて、上総亀山を後にして、林道坂畑線→大福山線と進みますが、やはり紅葉には早かったようです。
こんな感じなやつがブワーッとあったら素晴らしかったのですが…
大福山線を抜けると養老渓谷。こちらもまだまだ。養老渓谷近くの人気のあるパン屋に見事に裏切られつつ、進路を南にとります。
向かうは粟又の滝。
こちらもまだまだという感じ。因みに、道路から滝まで降りてくるのですが、これがまた大変な傾斜で、ビンディングシューズで来た事を後悔させられます。もっと正面に行って撮りたかったのですが、確実に滑りそうだったので、断念しました。
ソールの曲がらないビンディングシューズでは来ないことをオススメします。(MTB用でもダメだと思います。)

粟又の滝を後にして、上総中野駅に向かいます。

上総中野駅は、千葉県のローカル鉄道である「小湊鐡道」と「いすみ鉄道」の終着駅です。2つの路線を乗り継ぐと、内房と外房が行き来できることになります。
残念ながら、私が到着したときには出発したばかりで列車は居ませんでした。
(こちらも久留里線と同じく非電化なので、列車です。電車ではありません。)

このころになると、房総特有のアップダウンに完全にやられた感じで、足が攣るような感覚がはしります。

無理をせず、最後の目的地へ向かいます。

大多喜です。こちらはいすみ鉄道の駅で「デンタルサポート大多喜駅」です。駅のネーミングライツ権が売り出された非常に珍しい駅です。(まぁ、それだけ経営が、、、)
大多喜は、江戸時代初期には本多家が構えていて、徳川四天王の一人である本多忠勝のお墓もあります。また、このあたり、穴を掘ると、天然ガスが出てくる、日本における天然ガス発祥の地でもあります。
ただ、この時期は非常に閑散としていて、さみしかったです。なにかお祭りなんかがあると良かったのでしょうが…

さて、これで全ての目的地を制覇しましたので、帰ります。

途中、小湊鐡道に遭遇しますが、何かと余裕がありません。(体力的に)
ライトの電池が切れるアクシデントがありましたが(すぐコンビニがあって助かりましたが)
、無事帰宅することが出来ました。

この日の走行距離は150km。いままでの最長記録です。景色を愛でつつの走行だったので、速度の上がらない部分もありましたが、随分とよく走ったものだな、と感心します。(自画自賛www)
あとは、やはり体重を軽くしないと…登り時の消耗が激しすぎます。
でもなかなか落ちない体重。どうにかなりませんかねぇ…

あ、そうそう、肝心の紅葉ですが、ご覧のとおりとなっています。
房総方面に紅葉を見に行こうと思っていらっしゃる方、12月第1週から第2週頃がよろしいかと思います。あと、早朝夕方は冷え込みますので、防寒対策はしっかりとなさってください。

以上!!



2011年11月11日金曜日

最近のことをさらっと…

2011年11月11日。
「1」が並んで「イイ日だ!!」なんていいますが、こちらは風邪引いて寝込んでいます。

前回の記事から随分経ってしまいました…筆不精全開です。

これまでのイベントというと…
  • ジャパンカップ
  • トラックパーティー
  • サイクルモード
という感じ。
ジャパンカップは金曜日にチームプレゼンテーションが移ったので、金曜日の夕方に宇都宮入り。
チームプレゼンテーションは…
…まぁ、いつもどおりですかね。

ジャパンカップ・クリテリウムは、生憎の雨模様。コーナーにマンホールがあるので、大丈夫かな? とおもっていましたが、レースが始まる頃に奇跡的に雨が止む。スリップダウンも無く、無事にレースが終了。ブリッツェンの辻選手が悔しく、泣き崩れるのが印象的でした。

翌日のジャパンカップ。例年通り寒い。
対応策として、ガスバーナーとコーヒーを持ち込む。おかげで暖かくすごすことが出来た。観戦場所は、例年通りの萩の道。ただ、観戦禁止区域が拡大して、少し下での観戦となった。
今年はゴール直前まで目の離せない展開。
今年はジェネシスのハース選手(Aus)が勝利。コンチネンタル・チームが勝った。ちゃんとした強化をすれば、プロチームを打ち負かせるんだ、と証明してくれた。そして、プロチームへの道が開ける、ということも…(ハース選手は来期よりガーミン・サーヴェロに移籍。)

その次の週、伊豆のヴェロドロームでトラックパーティー。
国内初の室内板張りの250mバンクで行われた欧州型の自転車イベント。
勿論国内初の試み。
良かったこと、悪かったことを少し。
○良かったこと
  • 選手との距離が近い!!(特にアリーナはサインもらいたい放題だったのでは?)
  • ロードとは違って全部見えるので、レース展開が分かる。
  • トラック競技を見るのは初めてだったので、何もかも新鮮!(特にマディソンは面白かった!)
×悪かったこと
  • 時間が遅い。(イベント終了から帰宅するのに終電を気にしながらの帰宅だった。)
  • 会場で提供されていた食事がチープ。(パーティーっていう感じじゃないね)

で、さらに次の週。サイクルモード。
当初は行く予定ではなかった。しかし、某ショップより招待券をいただいたことと、超大物ゲストが来日するということで、行くことにした。

超大物ゲスト…

ダニーロ・ディルーカ!!

「白王子」「キラー」こと、ディルーカ。2007年ジロ・デ・イタリア総合優勝者。
彼がプロデュースするバイクフレーム「キクロス」の宣伝のために来日。
サインをいただいてしまいました。ありがとう、ダニーロ!! また来てね!!

あと、JSPORTSブースで土井選手のトークショー。
凄い人、人、人…
でも、土井選手にもサインいただいてしまいました。ありがとう、土井選手!!
来年は怪我無く頑張ってください!!

あ、サッシャと栗村監督にサインもらうの忘れちゃった…来年貰おうかな。

2011年10月10日月曜日

奥日光に紅葉を見に行く

10月の三連休の最終日。本来であれば、土日に泊りがけで出かけようと思っていたが、膝に違和感を感じたため、土曜日は病院へ。特に重病(?)ではないようなので、日曜日に出かける決意をする。

5時に起床し、あわただしく準備をして出発、7時36分発の東北新幹線に乗車。
車中、朝食を摂る。

8時半くらいに宇都宮に到着。輪行を解く。輪行袋や着替えをロッカーに預け、いざ出発。
途中、ジャパンカップが行われる森林公園の入り口を通過。このあたりはさすがにサイクリストが多い。宇都宮といえば、宇都宮ブリッツェン。途中それらしき人も…(ジャージだけでなく、SWANSのアイウェアをしていたんですけど…)

さて、そのまま日光例幣使街道に。すると、杉並木が登場してきます。

「自転車に乗ろう」のブリッツェンの旗の横を、自転車で通ります。
宇都宮を出発して約2時間、東武宇都宮駅に到着。

早速凄い人と車の数…
因みに、宇都宮駅のの標高が110mくらい。東武日光駅が543m。ジワァ~っと登っています。
この辺から更に登りが厳しくなります。
混雑する東照宮を横目に、ひたすら漕ぐ。

刹那…
「い」。
そう、いろは坂です。登り専用の第二いろは坂をひたすら登ります。
因みに、いろは坂は曲がりくねっていてきびしいような雰囲気がありますが、それほどでもありません。しかし、いろは坂に到達するまでの勾配もいい感じなので、いろは坂「だけ」を主眼においていると、ひどい目に遭います。
第二いろは坂の終点に明智平があるのですが、少し手前に「黒髪平」という、ちょっとした駐車スペースがあります。
良い景色です。標高としては1000mを超えていますが、いろは坂はまだ色づいてはいません。例年ですと11月上旬とのことなので、あと1ヶ月ほど待つ必要があります。
いろいろなところで言われていますが、自転車にとってのいろは坂は急峻な坂道ではないので、時間をかければ登れるのですが、車が多いので、なかなか思うように走れません。更に、渋滞してしまうと、端っこを走らざるを得なくなるのですが、端っこには小枝や小石等がたくさん落ちています。また、カーブの地点で大型バスが止まっていると、端っこを通ることができません。しかし、確実にいえることがひとつ。

車より自転車のほうが速いっ!!!

いろは坂の入り口である馬返しから1時間弱ほどかけて中禅寺湖に到着。車の人たちはどれだけかかったんでしょうね…
中禅寺湖も紅葉はまだです。ちらほらと色づいてはいますが、見ごろには程遠いです。1~2週間は待つ必要があるでしょう。

日光にはいくつか滝がありますが、その中のひとつ、竜頭の滝に向かいます。

竜頭の滝の上部ですが、見事に紅葉しています。ただ、針葉樹が混じっているので、綺麗とはいえません。
少し下がってみると…
これは綺麗ですね。
竜頭の滝の下のほうは、まだ見ごろを迎えていませんでした。
実に趣き深いです。
竜頭の滝から更に登ったところに、戦場ヶ原があります。





じゃーーん!
紅葉のじゅうたんです!!

「草紅葉」と呼ばれ、木々ではなく草が紅葉しているんですねぇ…写真では良く分からないと思いますが。
(すいません、携帯で撮ったので…)
この時点で14時過ぎ。
戦場ヶ原に並んで見ものである小田代ヶ原という場所もあるのですが、も、も、も、もう足がいっぱいです。(何処にあるのか分からなかった、というのが正直なところ。)

さぁさぁさぁさぁさぁあ!! 帰りますよぉ~~!

出発地点である宇都宮駅の標高が110m程度。戦場ヶ原が1395m。いや~、よく登ったなぁ…。

当たり前ですが、あっという間に…

終わりの「ん」です。
下り専用の第一いろは坂。もともとはこの第一いろは坂しかなかった(交互通行していた)というから驚きです。
日光から中禅寺湖に向かう交通がいろは坂だけというのは…箱根登山鉄道のような鉄道が必要だと思うんですが。
17時には宇都宮駅に到着。…と、

ジャパンカップサイクルロードレースの横断幕がっ!!
もうそろそろですねぇ…
今年も行きますよぉ~~っ!

てことで、餃子も食わず、鈍行で帰宅の途に着きました。

今回の教訓:やればできるじゃないか、オレ。

2011年9月22日木曜日

一番楽しい(かもしれない)時間

前回から1ヶ月以上も空いてしまいました...
まぁ、書くことが無かったといえばそうなんですが。

さて、9月、10月は3連休が多いのですが、9月にある2つの3連休は仕事の都合等で遠出は出来なさそう。なので、10月の3連休はどこかに行こうと、色々考えているわけですが...

旅行で「どこにいこうかな」とかアレコレ考える時間って、楽しくないですか? ...私だけ?

勿論、実際に旅行に行くのも楽しいのですが、特に自転車にのるようになって、いままでの「目的地に行って遊ぶ」ことから「目的地に着くまでの行程でも遊ぶ」ということに移り変わり、考えることが増えたように思います。そして増えた分、楽しみも倍増した感じです。

「何処に行こうかな」だけでなく、
「自分の体力では、このくらいまで走れるかな」とか、
「ここの○○美味しそうだな」とか、
「こんなところを走ってみたいな」とか...

旅行が楽しくない、と思っていらっしゃる方に、ぜひとも自転車旅をオススメしたいです。距離の長短は関係ないですよ。