2011年10月10日月曜日

奥日光に紅葉を見に行く

10月の三連休の最終日。本来であれば、土日に泊りがけで出かけようと思っていたが、膝に違和感を感じたため、土曜日は病院へ。特に重病(?)ではないようなので、日曜日に出かける決意をする。

5時に起床し、あわただしく準備をして出発、7時36分発の東北新幹線に乗車。
車中、朝食を摂る。

8時半くらいに宇都宮に到着。輪行を解く。輪行袋や着替えをロッカーに預け、いざ出発。
途中、ジャパンカップが行われる森林公園の入り口を通過。このあたりはさすがにサイクリストが多い。宇都宮といえば、宇都宮ブリッツェン。途中それらしき人も…(ジャージだけでなく、SWANSのアイウェアをしていたんですけど…)

さて、そのまま日光例幣使街道に。すると、杉並木が登場してきます。

「自転車に乗ろう」のブリッツェンの旗の横を、自転車で通ります。
宇都宮を出発して約2時間、東武宇都宮駅に到着。

早速凄い人と車の数…
因みに、宇都宮駅のの標高が110mくらい。東武日光駅が543m。ジワァ~っと登っています。
この辺から更に登りが厳しくなります。
混雑する東照宮を横目に、ひたすら漕ぐ。

刹那…
「い」。
そう、いろは坂です。登り専用の第二いろは坂をひたすら登ります。
因みに、いろは坂は曲がりくねっていてきびしいような雰囲気がありますが、それほどでもありません。しかし、いろは坂に到達するまでの勾配もいい感じなので、いろは坂「だけ」を主眼においていると、ひどい目に遭います。
第二いろは坂の終点に明智平があるのですが、少し手前に「黒髪平」という、ちょっとした駐車スペースがあります。
良い景色です。標高としては1000mを超えていますが、いろは坂はまだ色づいてはいません。例年ですと11月上旬とのことなので、あと1ヶ月ほど待つ必要があります。
いろいろなところで言われていますが、自転車にとってのいろは坂は急峻な坂道ではないので、時間をかければ登れるのですが、車が多いので、なかなか思うように走れません。更に、渋滞してしまうと、端っこを走らざるを得なくなるのですが、端っこには小枝や小石等がたくさん落ちています。また、カーブの地点で大型バスが止まっていると、端っこを通ることができません。しかし、確実にいえることがひとつ。

車より自転車のほうが速いっ!!!

いろは坂の入り口である馬返しから1時間弱ほどかけて中禅寺湖に到着。車の人たちはどれだけかかったんでしょうね…
中禅寺湖も紅葉はまだです。ちらほらと色づいてはいますが、見ごろには程遠いです。1~2週間は待つ必要があるでしょう。

日光にはいくつか滝がありますが、その中のひとつ、竜頭の滝に向かいます。

竜頭の滝の上部ですが、見事に紅葉しています。ただ、針葉樹が混じっているので、綺麗とはいえません。
少し下がってみると…
これは綺麗ですね。
竜頭の滝の下のほうは、まだ見ごろを迎えていませんでした。
実に趣き深いです。
竜頭の滝から更に登ったところに、戦場ヶ原があります。





じゃーーん!
紅葉のじゅうたんです!!

「草紅葉」と呼ばれ、木々ではなく草が紅葉しているんですねぇ…写真では良く分からないと思いますが。
(すいません、携帯で撮ったので…)
この時点で14時過ぎ。
戦場ヶ原に並んで見ものである小田代ヶ原という場所もあるのですが、も、も、も、もう足がいっぱいです。(何処にあるのか分からなかった、というのが正直なところ。)

さぁさぁさぁさぁさぁあ!! 帰りますよぉ~~!

出発地点である宇都宮駅の標高が110m程度。戦場ヶ原が1395m。いや~、よく登ったなぁ…。

当たり前ですが、あっという間に…

終わりの「ん」です。
下り専用の第一いろは坂。もともとはこの第一いろは坂しかなかった(交互通行していた)というから驚きです。
日光から中禅寺湖に向かう交通がいろは坂だけというのは…箱根登山鉄道のような鉄道が必要だと思うんですが。
17時には宇都宮駅に到着。…と、

ジャパンカップサイクルロードレースの横断幕がっ!!
もうそろそろですねぇ…
今年も行きますよぉ~~っ!

てことで、餃子も食わず、鈍行で帰宅の途に着きました。

今回の教訓:やればできるじゃないか、オレ。

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