今年も、黄色い夏が終わりました。
結果は、コンタドールの3度目の総合優勝となりましたが、今年もこの一言だけでは片付けられないものでした。特に議論を呼んだのが、「紳士協定」の是非について。
第2、3ステージ、そして第15ステージ。
第2ステージは、総合優勝を目指す選手の殆どが落車。総合トップだったカンチェッラーラがニュートラリゼーションをメイン集団にいた全員に要求。総合優勝争いは起こらなかったが、スプリント勝負もおきなかった。
打って変わって第3ステージは、事前に「荒れる」といわれていたParis=Roubaix のパヴェが登場するステージ。「当初の予定通り」に展開は荒れた。そして第15ステージ。登りでアタックを仕掛けた総合トップのアンディ・シュレク。しかし、数メートル進んだところでチェーンが脱落。後ろからアタックを仕返していたコンタドールに先を行かれてしまった。結局、この差が最終的な2人の差(38秒)になった。
「紳士協定」では、「他人の落車やメカトラブルに乗じてはいけない」というもの。しかし、これはルールではないし、勝負がかかっている段階では、待ってはいられない。
今回の件では、かなりの論争を呼んだそうですが…
それがレース
そういうことなんだと思います。
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