先日、競泳で北京五輪の200mバタフライで銅メダルを獲得した、松田選手がスポンサーの打ち切りで引退の危機であるというニュースを見ました。支援してもらえる企業が見つからないとのこと。
やはり、日本のスポーツ界にとって、この不況は厳しいようです。
シマノ・レーシングのブログを見ていると、栗村SDのコメントが目に留まりました。成績が経済的な価値に結びつくようにならないと、いずれ淘汰されてしまう、というもの。
http://blog.memberrelay.jp/blog/2009/12/post_ae35.html
「成績=経済的価値」というのは、なかなか厳しいものがあると思います。
成績が良ければ、メディア露出も増え、CM効果が期待できますが、日本国中のすべてのスポーツがメディア露出があるとはいえません。効果的なものは、民放で多く放映している野球やサッカー程度でしょう。マラソンや駅伝もメディア露出が多いですが、秋口から冬にかけてしか目にしませんし、他の五輪種目は、本当に五輪前後や世界選手権前後しか多く取り上げられることはないと思います。
この問題、日本のスポーツにとっては、かなり難しいと思います。
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