2010年8月14日土曜日

結構おもしろいかも…今年の世界選

有名なサイトの記事を読んでいて、ふと思った。

「今年の国別ワールドランキングって、どうなってるの?」

…見てみました。8月9日現在のランキングです。
  1. スペイン…1644p
  2. イタリア…856p
  3. ベルギー…849p
  4. オーストラリア…725p
  5. アメリカ…568p
  6. ロシア…423p
  7. スイス…414p
  8. カザフスタン…400p
  9. ルクセンブルク…398p
  10. オランダ…393p
…以下、スロベニア、ドイツ、フランス、イギリス、カナダ、アイルランド、チェコ、ノルウェー、と続きます。スペインがダントツです。

世界選手権の出場枠は、下記のように決まります。
  • UCI国別ランキングの上位10カ国は、出走9人。
  • UCIアフリカツアー国別ランキングの1位は出走6人。2位は出走3人。
  • UCIアメリカツアー国別ランキングの1・2位は出走6人。3・4・5位は出走3人。
  • UCIアジアツアー国別ランキングの1位は出走6人。2・3位は出走3人。
  • UCIヨーロッパツアー国別ランキングの1~6位は出走6人。7~16位は出走3人。
  • UCIオセアニアツアー国別ランキングの1位は登録5人、出走3人。
今年のコースは、例年より起伏がなく、スプリンター向きと言われていますが、現在、恐らく最強のスプリンター・カヴェンディッシュとグライペルを抱える、イギリスとドイツは9人枠を獲得できず、6名で戦わなくてはいけません。 また、7位のスイス、9位のルクセンブルクは、せっかくの9人枠を活かせません。ルクセンブルクに至っては、キルシェンが病気療養中ですので、ほぼシュレク兄弟のみ。起伏が無いので、正直厳しい。スイスもどちらかというと層が厚いわけではない。となると、レースを作るのは8チーム。どのチームも、ゴールスプリントでも最終局面でアタックしても行ける国々。(=ゴールスプリントにこだわらなくて良い)

以上のことを考えると…結構面白いかも。ゴールスプリントに持ち込みたいけど、枚数が薄いイギリス、ドイツ。オールラウンドに持ち込める(持ち込みたい?)上位各国。大きく2つの展開に持ち込めるコースレイアウトなので、今から楽しみです。

因みに、日本の出場枠は3人。(アジアツアー2位。1位はイランですが、出てこないでしょう。)
既に新城、別府、土井の3名が出場することが決定しています。こちらは、どう考えても最終スプリントには持ち込みたくない、と考えているでしょう。

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