2011年3月10日木曜日

いや、ホントに分からないですって!! Team Garmin-Cervelo ~ 2011 ProTeam

昨年まで活動していたCerveloTestTeamが休止。それを程よく吸収したのがGarmin-Transitions。そして出来たのが、Garmin-Cervelo。

2チーム合併とは当然ならずに、旧Garminから11名ほど離脱。主要どころでは、ダッガンがLiquigas、ハンターがRadioshack、ケシアコフがAstana、メイヤーがUnitedHealthcare、タフトがSpaiderTech、ペイトがHTC-Highroad。

旧Cerveloからの合流組は、世界チャンピオンのフースホフト、ハウッスラー、ラッシュ、ランキャスター、ハモンド、ロイド、クリアー。

他チームからの加入は、ルメヴェル(FDJ)のほか3名。

スピードマンが集うチームに、クラシックハンターが合流したような感じになりました。
スピードマンとしては、ファラー、ミラー、ザブリスキー、ハモンド…
クラシックはフースホフト、ハウッスラー…
オールラウンダーもおいでになります。ヘシェダル、ヴァン・スーメレン…

注目は、ファラーがどれだけカヴェンディッシュとやりあえるか? ですかねぇ。
昨年は、ほぼ全敗に近いんじゃないんですか? あまり「良かったね」という印象はないです。多分いくつかは勝ったでしょう。でも、連勝とか圧倒的に強いとかそういう印象は無いので…。

さて、機材は大きく変わりました。ジャージを含めて、旧Cerveloを持ってきた感じ。

ジャージ…黒です。

分かりにくいんですよ!! SkyとLeopardと!!!

困るんですよねぇ…

2011年3月9日水曜日

判別困難! Sky Procycling ~ 2011 ProTeam

イギリス国籍のチーム。今年で2年目だったか…?

出来る当初は、やれ強引に選手を持っていくだのいわれていましたが、今年はそんなことも無いようで。さすがに目的がはっきりしている財政の安定しているチームだけあり、チームを去った選手は僅か3名。出入りの少ないEuskaltelですら4名。…給料いいのかな?
加入は5名で、ザンディオとウランがCaisse d'Epargneから、ロジャースがHTCから、ハントがCerveloから、Trek-Livestrongからダウセットがそれぞれ加入。ん~、やっぱりスピードマンが多いな。

エース格はウィギンスになる…の……かな…?

GranTourの総合を狙うには心もとない。やっぱりスプリントだったり、TTだったりするんじゃないかな、このチームは。という感想。

ジャージは変わらない…んですけど……似たジャージが増えてしまって、GarminとLeopardとSkyがトレインを形成すると判別がつけられない。なんとかなんないかなぁ~~。

2011年3月7日月曜日

窮地、窮地、窮地! Saxo Bank Sungard ~ 2011 ProTeam

昨年から今年にかけ、いろいろと苦労の絶えないチーム。
…誰か、厄年なんじゃない? と思えてしまう。

チームを去った選手を挙げるとキリが無い。

シュレク兄弟、オグレディ、フォイクト、カンチェッラーラ、ブレシェル、フグルサング…だいたいLeopard。あ、ブレシェルはRabobankですが…。
まぁ、主要どころです。

そして、獲得した選手が、トザット(Quickstep)、ファンドボルク(Liquigas)、ナイエンス(Rabobank)、グストフ(Cervelo;CSC時代に居たので出戻り)、あと若手が数名、そして、コンタドール。(と、エルナンデス、ナバーロ、ノヴァル)

スポンサーは二社体制であるが、コンタドール獲得で、かろうじてスポンサー契約の延長を得たようなものだと思う。コンタドールの加入とほぼ同時期に発表になっていましたからね。

で、そのコンタドールにドーピング判定が待っていました。
スペインの自転車協会は、「シロ」裁定をしましたが、手続き上の不備によるものなので、UCIやWADAが黙ってはいないでしょう。それが意図的に摂取されたものではないとしても…。

UCIやWADAは未だ何も言っていませんが、Giro d'Italia や Tour de Franceに出場できない可能性が大きい。そうしたときに、抜けたシュレク兄弟、そして、コンタドールの代わりを務めることが出来る選手がいるか? というと、ポートくらいでしょうか。あとの選手はGranTourで活躍できる、という感じはあまりしません。
まぁ、逆に言うと、小規模ステージレースやワンデーであれば、Nセレンセン、CAセレンセンにも勝ち目はあるし、ステージ単体であれば、アエドなどもいますので、まったく活躍できないチームに成り下がる、ということは無いでしょう。
でも、監督であるリースがそれに満足…しないだろうな。

機材の変更はなし。しかし、コンタドールだけ別格。ヘルメットがGIROだし…。(他の選手はSpecialized)まぁ、こんなことしているから、このチームは金が無いんだよね。
ジャージ・デザインは、少し青みがかり、ワシのイラストが入った。(監督のリースの現役時代のあだ名が"Eagle"であることから)

今年は近年稀に見る苦戦を強いられるであろうが、昨年のポートのような若手の台頭に期待したい。

2011年3月5日土曜日

華やかさ、倍増!? Rabobank Cycling Team ~ 2011 ProTeam

今日からParis-Nice。でももう少し残ってますね。
あ、まぁ、別にやらなければ良いでしょ? って言われそうですけど。はじめたものは最後までやらなきゃいけないと思うので…

さて、オランダ籍の名門チームであるRabobank。

今までエースを務めてきたメンショフがGeoxへ去りました。今季のチームプレゼンテーションでは、メンショフのお別れセレモニーなんかも行われたようで、チームからどのように扱われていたのかが良く分かります。そういえば、このチームでゴタゴタ話を聞いたことがありませんねぇ…Quickstepなんかはチラホラありましたが…。メンショフと行動を共にした選手が数名。ムーレンハウトが引退。ナイエンスがSaxobank。ポストゥーマとスタムスニデルがLeopardへそれぞれ移籍。で、レウスがちょっと微妙な感じで、自転車から距離を置いている。首脳陣は来季に契約できるようにしているような話が出ているが、もしかしたら、このまま引退、ということもありえそう。

加入組は、Caisse d'EpargneからLLサンチェス、Saxobankからブレシェル、Quickstepからバレードとワイナンツ、Creveloからボス、オーストラリアのJaycoからマイケル・マシューズ、下部組織のRabobankContinentalからファーメルフートが昇格。

メンショフの抜けた穴はLLサンチェスによってカバーし、フランドル・クラシックはブレシェルや旧Quickstep組でカバー。下部組織を持っているだけあって、若手の発掘は得意とするところか?
また、ボスが加入したことにより、フレイレ一本だったスプリントにも厚みが増している。

Tour de FranceのエースはLLサンチェスなのか、はたまたヘーシンクなのか、というところは注目ですが、普通に考えるとヘーシンクですかね? サンチェスはもう少し短いステージレースのほうが良さそうですが…。まぁ、一昨年のVueltaで下りで落車、骨折しているので、下りアシストとして考えられなくも無い。ダブル・エースでもいけるわけで…。

ジャージは若干変更されていますが、ほぼ気づかないでしょう。


見るかぎりでは、機材もGIANT+SHIMANOで変更なし。

ま、いままでのエースであったメンショフが、どことなくオーラが無い(失礼!)のに比べると、幾分華やかさが増したかなぁ~、という印象を受けます。(スプリントもね!)