ジャパンカップも終わり、欧州ではその一週間前にシーズンが終わり、いよいよ本格的になってきた移籍市場。昨年もわかんなかったが、今年は更に分からない。
大きな点は2つ。消滅するチームが2チーム(Milram、Cervelo)があることと、新しく1チーム(LuxenburgTeam)ができること。
無くなるほうは切実で、未だ来期のチームが決定していない選手も。そして、恐らくはスタッフも…。
そして選手ばかりではなく、機材面でもかなりの変更がありそう。
特にSpecializedは、現在のAstana、Saxobankに加えて、HTC-Highroadにも供給。Milramに供給していたFocusがKatushaと提携。GarminはFeltからCerveloへ。Lux新チームはTrek…う~ん、たくさんありすぎる!!
気になる欧州で活躍する新城、土井、別府の3選手は残留。来年もテレビで活躍が見れそう。これはホッとする。しかし、別府選手については、再来年にRadioShackがあるかどうか分からないので、プロ以来2度目の正念場を迎えそう…。
気になるところでは、Saxobankはどうするのか? ということ。
残念ながら、コンタドールへの処分は免れそうに無い。現在の主力は殆どチームを去る。Giro d'Italia で活躍したリッチー・ポートは残留するので、コンタドールのアシストとポートが頑張るしかないか…。それとも別の補強をするか? …ラスムッセンとか?
国内は、ツール・ド・おきなわが残っているので、本格的なものはこれからになると思いますが、水面下では動いていそう。注目は、鹿屋体育大の内間選手がどこに行くか。
う~ん、国内、海外ともに楽しみ!
2010年10月27日水曜日
2010年10月26日火曜日
ジャパンカップ 2日目
日付が変わって、おとといの出来事になってしまいましたが…。
結果だけ見ますと、前評判どおり、Garminのマーティンが勝利!
しかし、レースの経過や2位以下のリザルトを見ると、例年とは何か違う…何だろう、雰囲気なのか展開なのか…。
それを含めて、箇条書き。
結果だけ見ますと、前評判どおり、Garminのマーティンが勝利!
しかし、レースの経過や2位以下のリザルトを見ると、例年とは何か違う…何だろう、雰囲気なのか展開なのか…。
それを含めて、箇条書き。
- ミルラムのチオレック、1周でリタイア…。かなり調子悪かったみたいですね。
- 今年の逃げは9人。かなり多い。愛三+シマノ+クムサン+ジャパン×2+ブリッツェン×2+ドラパック×2。
- 2分も開かせない欧州勢。ここでかなり消耗した?
- 逃げ吸収が例年より早かった。その後は、完全にGarmin支配。
- 飛び出しが早かったマーティン。本人も認めている。誰も反応しなかった/できなかったのは何故だろう?
- 完全に崩壊したGarmin以外の欧州勢。1チーム5人体制とコンチネンタルチームを甘く見ていたか?
- 関連して、1チーム7人とかだと、かなり結果は変わってくるんじゃない?
- 大健闘のアジア、オセアニアのコンチネンタル勢。2位にドラパックのマクドナルド、3位にシマノの畑中。
- 驚異の39歳、クムサンの福島晋一選手。逃げに乗った上で最後の上位争いに絡み、2度のアタックを仕掛けるとは!! いい意味でクレイジーな選手だと思う。来年が楽しみ!!
- 個人的なところで、コンパクトデジカメの限界を感じた。一眼が欲しいが、そんなカネはない…レンタルで乗り切ろうか、思案のしどころ。
- もうひとつ個人的なこと。昨年の反省を活かしていすを持っていった。でも、持って行ったら持って行ったで、その場所に落ち着いてしまうので、ちっとも移動しない。どっちがいいのかなぁ…。
写真を撮りましたが、お客さんの顔も入ってしまっているので、加工を施しているところです…。
個人的には、クリテリウムのほうが短く、かつ、迫力満点で楽しかったです。国内でクリテリウムがもっと増えるといいなぁ、と思います。(プロだと、プレTOJの堺、TOJ東京、Jツアーいわき、くらいか?)
個人的には、クリテリウムのほうが短く、かつ、迫力満点で楽しかったです。国内でクリテリウムがもっと増えるといいなぁ、と思います。(プロだと、プレTOJの堺、TOJ東京、Jツアーいわき、くらいか?)
国内のレースシーンは、おきなわを残すのみとなりました。
昨年のおきなわは、若い力のガチンコ勝負でしたが、はたして…?
2010年10月23日土曜日
ジャパンカップ 1日目
いよいよジャパンカップ!!
今年は、通常のレースのほか、市街地でのクリテリウムを開催。
今日23日は、そのクリテリウムとイベントスペースでのトークショーとチーム・プレゼンテーションが開催されました。
写真をコチラにまとめてみました。一つ一つのコメントは後で付けたいと思います。
さて今日見た限りの感想をいくつか…。
どのような展開になるか、期待しましょう。
今年は、通常のレースのほか、市街地でのクリテリウムを開催。
今日23日は、そのクリテリウムとイベントスペースでのトークショーとチーム・プレゼンテーションが開催されました。
写真をコチラにまとめてみました。一つ一つのコメントは後で付けたいと思います。
さて今日見た限りの感想をいくつか…。
- クリテリウムは迫力満点!! ターン直後にいたのですが、選手がこっちに向かってくる感じ。今回のクリテリウムは行ったり来たりのコースでしたが、是非ともシャンゼリゼの周回コースのようにしてくれたらうれしい。
- マキュワン会長、不発…4位。チームメイトのガリムジャノフ(RUS、愛車がインプレッサWRX STI)が2位でした。
- もっと不発がチオレック。 テレビで見ているより、若干太いような…。まぁ、今年は怪我で残念な感じでしたからね。
- 別府選手、表彰前に帰っちゃだめだよ…。
- GARMINのヴァンスーメレン、滅茶苦茶でかい。197cm。
- カチューシャの面々が面白い。
- でも、ブイグはもっと面白い。ゴダン選手、写真では分かりませんが、ものすごく盛り上げていました。
- 日本選手が自身に満ち溢れています。土井選手、西谷選手、綾部選手、清水都貴選手、福島選手、宮澤選手、畑中選手…。優勝は難しいと思いますが、今年は何かやってくれそうな予感…。
どのような展開になるか、期待しましょう。
2010年10月21日木曜日
さぁ! 宇都宮!!
今週末、宇都宮で「ジャパンカップ・サイクルロードレース」が開催されます。
アジア・ツアー超級(HC)のワンディレースで、日本唯一のヨーロッパのProTourチームが参加する大会で、注目度が高いレースです。
今年は、市街地でのクリテリウムも開催されるので、楽しそうです。
私は、4年連続4回目の観戦となる予定です。
本来であれば、妻(宇都宮出身)と一緒に行く予定でしたが、生憎と都合が悪く、私1人での観戦となります。
色々と発表されていますが、今年は何かと注目が集まります。
そんなジャパンカップ。目下の悩みは、どこで観戦するか。
一番良い場所は、スタートライン後に立ちはだかる古賀志山の登坂路。しかし、年を追うごとに人が増える増える。昨年は、ついに古賀志での観戦を諦めました…。4年前は場所を選び放題だったのですが。
昨年は、萩の道の登りで観戦しました。最終周回は通らないので、最終周回の短絡路に移動することになりますが…。多分、今年もここで観戦することになるでしょう。スタート/ゴール地点も行きたいですが、人が凄くて無理でしょうね。(人混みが苦手なので…)
グッズは前日のイベント会場で買って、当日はゆっくり観戦しますか…。
アジア・ツアー超級(HC)のワンディレースで、日本唯一のヨーロッパのProTourチームが参加する大会で、注目度が高いレースです。
今年は、市街地でのクリテリウムも開催されるので、楽しそうです。
私は、4年連続4回目の観戦となる予定です。
本来であれば、妻(宇都宮出身)と一緒に行く予定でしたが、生憎と都合が悪く、私1人での観戦となります。
色々と発表されていますが、今年は何かと注目が集まります。
- プロトンの暴れん坊、グルペット友の会会長のロビー・マキュワンがTeamKatushaのメンバーとして来日。
- 世界選手権の日本代表3人衆が、クリテリウムで一堂に会します。
- 元F1レーサー・片山右京氏が、宇都宮ブリッツェンの選手としてクリテリウムに出場。
そんなジャパンカップ。目下の悩みは、どこで観戦するか。
一番良い場所は、スタートライン後に立ちはだかる古賀志山の登坂路。しかし、年を追うごとに人が増える増える。昨年は、ついに古賀志での観戦を諦めました…。4年前は場所を選び放題だったのですが。
昨年は、萩の道の登りで観戦しました。最終周回は通らないので、最終周回の短絡路に移動することになりますが…。多分、今年もここで観戦することになるでしょう。スタート/ゴール地点も行きたいですが、人が凄くて無理でしょうね。(人混みが苦手なので…)
グッズは前日のイベント会場で買って、当日はゆっくり観戦しますか…。
2010年10月20日水曜日
ポジションの話
今年のお米の質は、例年より落ちているようですね。ま、でも、日本人のエネルギー源には変わりはありませんから…。
さて、我が家に"Specialized Allez"がやってきて1ヶ月半が経過しましたが…
膝が痛いです(>_<)
今までのSPDペダルからSPD-SLへ変更したのも影響していると思いますが、元々ものすごく柔軟性を欠いている身体なので、そのあたりも直さなくてはいけないのですが…。
痛み出すのが約60kmを過ぎてから。膝の外側から痛くなります。ネット上で色々と調べていましたら、同じような症状の人たちがわんさか…。
で、そこから見てみると…
腸脛靭帯炎
が当てはまるかと…。
ストレッチやアイシングはちゃんとやったほうが良いらしい。長く乗るのは週末だけなので、平日はじっくりストレッチを行おうと思います。
それでも痛みが続くようだったら、整形外科に行こうと思います。
…え?
早く行けって?
嫌いなんですよ…病院…。
さて、我が家に"Specialized Allez"がやってきて1ヶ月半が経過しましたが…
膝が痛いです(>_<)
今までのSPDペダルからSPD-SLへ変更したのも影響していると思いますが、元々ものすごく柔軟性を欠いている身体なので、そのあたりも直さなくてはいけないのですが…。
痛み出すのが約60kmを過ぎてから。膝の外側から痛くなります。ネット上で色々と調べていましたら、同じような症状の人たちがわんさか…。
で、そこから見てみると…
腸脛靭帯炎
が当てはまるかと…。
ストレッチやアイシングはちゃんとやったほうが良いらしい。長く乗るのは週末だけなので、平日はじっくりストレッチを行おうと思います。
それでも痛みが続くようだったら、整形外科に行こうと思います。
…え?
早く行けって?
嫌いなんですよ…病院…。
2010年10月18日月曜日
お米を考える
ちっとも自転車に関係のない話。
私の住む千葉県産の新米が出回るようになってますが…よくよく見ると、普通の半透明のお米に混ざって白くなったお米があります。
あれ、熱でデンプンが変質したお米なんです。
今年は特に暑かったので、気になる位に混ざってます。
ん〜…もう千葉とか関東以西の本州の太平洋側は、今までの稲作に適さないようになってしまったのだろうか。
事実、稲作にあまり適さない北海道で、稲作が盛んになってきた…。
温暖化は、食糧事情に少しずつ、変化をもたらしているようです。
2010年10月12日火曜日
DNS
Do Not Start の略です。
3連休に「ツール・ド・ちば」が開催されました。
実は、2日目の白子→千倉にエントリーしていたのですが、あまりの悪天候と週の前半の風邪が再発の懸念があったので出走しませんでした。
同行した友人は出走し、無事にゴール。
天候が良ければ良かったんですけどねぇ〜…。
ここ数ヵ月、残念なことが続いているので、お祓いでも行ってきます。
2010年10月5日火曜日
今年の世界選手権に思う
オーストラリア・ジーロングで行われた世界選手権。男子エリートロードは、ノルウェーのフースホフトが優勝し、アルカンシェルを手に入れた。
今年の世界選手権は、近年のそれと大きく異なるものがあったと思います。
それは、無線が使えないこと。
そして、今回のコースがより多くの人にチャンスがあるコースであったこと。
各国の出場人数は、ワールドランキングや大陸別ランキングで決定される。
一番多い人数は9人で、スペイン、イタリア、ベルギー、オーストラリア、アメリカ、ロシアといった強豪国。しかし、今年優勝したフースホフトのノルウェーは、日本と同じ3人。準優勝のブレシェルのデンマークは6名。(ノルウェーは本来9人枠。ただし、揃えた人数が3人)
レース中盤、イタリアやベルギーが主導権を握り、集団を分裂させる動きに出たが、無線が無いために分裂させた集団の動きや秒差などが分からなかったはず。しきりに後ろを見ていた。結果として、これが「無駄な動き」になった。分裂した集団に残されても、前の集団の状況が分からず、とりあえず追いつくため、その中で人数の多いスペイン、ロシアが足を使うことになる。
人数の少ない国は、人数の多い国に追走を任せるので、余計な足を使わずに済む。
結果として、無線が無いことが直接的な原因になったかどうか定かではないが、人数が多い国は多いなりの犠牲を余儀なくされて敗れ去ったように見えます。
因みに…
ここ最近10年間は、イタリア、スペイン、ベルギー、オーストラリアといった9人枠の国々がアルカンシェルを持っていった。
しかし、もしかすると、無線が無いことで9人枠の国が強い、という図式は崩れたのかもしれません。
さて、日本の3名は全員完走。新城選手の9位は、3選手の実力の結晶であったようです。
来年のコペンハーゲン大会は、今年よりスプリンター向きだといわれています。世界に通用するピュアスプリンターがいない日本にとっては辛いところではありますが、今回とは違った見せ場を作ってほしいと思います。
今年の世界選手権は、近年のそれと大きく異なるものがあったと思います。
それは、無線が使えないこと。
そして、今回のコースがより多くの人にチャンスがあるコースであったこと。
各国の出場人数は、ワールドランキングや大陸別ランキングで決定される。
一番多い人数は9人で、スペイン、イタリア、ベルギー、オーストラリア、アメリカ、ロシアといった強豪国。しかし、今年優勝したフースホフトのノルウェーは、日本と同じ3人。準優勝のブレシェルのデンマークは6名。(ノルウェーは本来9人枠。ただし、揃えた人数が3人)
レース中盤、イタリアやベルギーが主導権を握り、集団を分裂させる動きに出たが、無線が無いために分裂させた集団の動きや秒差などが分からなかったはず。しきりに後ろを見ていた。結果として、これが「無駄な動き」になった。分裂した集団に残されても、前の集団の状況が分からず、とりあえず追いつくため、その中で人数の多いスペイン、ロシアが足を使うことになる。
人数の少ない国は、人数の多い国に追走を任せるので、余計な足を使わずに済む。
結果として、無線が無いことが直接的な原因になったかどうか定かではないが、人数が多い国は多いなりの犠牲を余儀なくされて敗れ去ったように見えます。
因みに…
- フースホフト ~ノルウェー(3人)
- ブレシェル ~デンマーク(6人)
- デーヴィス ~オーストラリア(9人)
- ポッツァート ~イタリア(9人)
- ヴァンアーベルマート ~ベルギー(9人)
- フレイレ ~スペイン(9人)
- コロブネフ ~ロシア(9人)
- バザイエフ ~カザフスタン(7人)
- 新城幸也 ~日本(3人)
- Rフェイユ ~フランス(7人)
9人枠の国は全部で10カ国。そのうち、ルクセンブルクとノルウェーはフルで使用していない。
フルで使用した国(オーストラリア、イタリア、ベルギー、スペイン、オランダ、アメリカ、ロシア、ドイツ)のうち、イタリア、スペインは最後の最後でアシストを送り込めていない。アメリカに至っては、誰一人として最後の勝負に絡めていない。逆に、少人数のデンマークは2人のアシストを送り込めている。ここ最近10年間は、イタリア、スペイン、ベルギー、オーストラリアといった9人枠の国々がアルカンシェルを持っていった。
しかし、もしかすると、無線が無いことで9人枠の国が強い、という図式は崩れたのかもしれません。
さて、日本の3名は全員完走。新城選手の9位は、3選手の実力の結晶であったようです。
来年のコペンハーゲン大会は、今年よりスプリンター向きだといわれています。世界に通用するピュアスプリンターがいない日本にとっては辛いところではありますが、今回とは違った見せ場を作ってほしいと思います。
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