2010年3月29日月曜日

いよいよシーズン突入

といった感じですね。サイクルロードレースは。

4月は春のクラシック目白押し。毎週あります。

4日(日)ロンド・ファン・フラーンデレン
11日(日)パリ~ルーベ
18日(日)アムステル・ゴールドレース
21日(水)フレッシュ・ワロンヌ
25日(日)リエージュ~バストーニュ~リエージュ

5月になれば、GranTourの初戦である「ジロ・デ・イタリア」が始まります。今年はオランダ・アムステルダムからスタート。お蔭様で、最初の休息日から次の休息日まで、12連戦。しかもゾン・コランの山頂ゴールで締めるあたり、Sっ気満点です。
また、時を同じくして、「ツアー・オブ・カルフォルニア」も開幕。

良い気候になってきたなぁ…

2010年3月22日月曜日

編入前日の印旛村と本埜村をみてきました

或る日、Yahoo!!地図を見ていると、こんな記述が…

印旛村
(2010年3月23日より印西市に編入)

本埜村
(2010年3月23日より印西市に編入)

おぉ、これは一大事!!

千葉県には、今現在、3つの村がありますが、そのうちの2つが消えてしまいます…
印旛村と本埜村は、印旛沼と利根川の間にある村です。今でこそ、北総鉄道が通っていますが、かつては鉄道が通っていませんでした。近年では、北総線の延伸に伴い、宅地開発が進み、人口は増加傾向にあったと思われます。北総線は、京成線・都営浅草線に乗り入れているの…

「都心に一番近い村」

とも言えなくもありません。

編入前日である今日、2つの村役場を自転車で巡ってきました。

R464等を通りまして、まずは印旛村役場へ。


おぉっ!! 何てこった!!
名前が変わってしまっているではないか!!
…今日までの印旛村役場は、明日より印西市役所印旛支所として再出発します。

村であった名残を探します。ちょうど反対側にバス停がありまして…

未だ「役場」という単語が使用されております。

駐車場には…

印旛村マップの看板が…変わったのは玄関の表札だけ、といった感じです。

でも「印旛村役場」という表記が見たかったので、いろいろ探すと…ありました!!

目の前の丁字路に「印旛村役場前」。
なお、役場の壁には編入を示す幕が下がっていました。


印旛村役場を後にし、本埜村役場へ。それほど面積の広い村ではありませんので、すぐ到着します。
…と、途中で

村境に差し掛かります。勿論、反対は…


この案内板も無くなるんでしょうね…。

そこから数分で本埜村役場に到着。

敷地入り口の看板はそのままでしたが…

玄関だけは変わっていました。

やはり変わっているのは玄関だけで、


バス停は、印旛村同様変わっていませんでした。

今年の冬は、暖かいんだか寒いんだか良く分かりませんでしたが…

確実に春は近づいてるようです。
桜もそろそろかな…?



2010年3月20日土曜日

…あ"

すっかり呆けていましたら、とんでもないことになってました。


…体重が!


まぁ、いろいろ考えていますと、増えて当然と思うのですが、何より問題なのは…


体重計に乗っていない


真面目にダイエットしている方であれば、当然こんなことは無い訳で…
そういうわけで、毎日ちゃんと体重計に乗って、記録を付けていこうかと…

振り出しより更に戻ってしまった感が否めませんが、もう一度スタートです。

2010年3月16日火曜日

オカシイのではないか??

多分、こうなるだろうな、と思ってはいましたが…
http://www.cyclingnews.com/news/cas-confirms-valverdes-italian-ban

現在はイタリア限定だが、いつ全世界に適用されることやら…

スペイン警察も、UCIも、WADAも、CONIも、結局のところ、真実がわかってなくてやってんじゃないか?
事の発端もおかしいし、推移もおかしい。そうすると、当然、おかしい結果が付いてくるわけで…

バルベルデもバッソもウルリッヒも、ただの狙い撃ちに過ぎないんじゃないか?

2010年3月12日金曜日

Professional Continental Team へのハードル

Paris-NiseとTirreno-Adriaticoが始まりまして、状態の良い人悪い人、はたまた、まだまだなんだけど勝っちゃった人。様々です?

2つのレースは、UCIのヒストリカルレースとされています。こちらには、ProTourチームとProContinentalチームでワイルドカードを取得しているチームのみが参加出来る状態になり、最終的には、主催者の招待により出場できます。なので、条件を満たしていても招待されなければ出ることは出来ない訳ですが、条件を満たすことが招待を受ける大前提です。GranTourもヒストリカルレースになります。

さて、日本のチームは、どのチームもこの条件を満たしておりません。ProTourチームでもProContinentalチームでもなく、Continentalチームだからです。

ProContinental…正式にはProfessional Continental Teamですが、ここに昇格するには、かなり高いハードルがあります。ヒトとカネです。
ヒトですが、最低16名の選手と2名の監督、更に3名のその他要員(メカニックやドクター、マッサー)を集めます。因みに、日本の1チームあたりの選手の数は、大体8~10名くらい。単純に倍の人数を必要とするわけです。
カネについては、チームの登録料の他に、「銀行保証」といわれる保証金を準備しなくてはなりません。登録料は分かりませんが、銀行保証の額は、選手や関係者に支払われる金額の1/4の額に、150,000スイスフランを足し合わせた額になります。また、この銀行保証は、300,000スイスフランを下回ってはいけないことになっています。1スイスフランは85円程度ですから、2500万円は少なくとも必要である、という訳です。因みに、選手に対する給与は、最低25,000ユーロ(320万円)、もしくは、チーム国籍の最低賃金のどちらか高いほうを下回ってはいけないので、簡単に全員の給与(選手以外も)320万円とすると、選手16人+監督2名+その他スタッフ3名で7000万円くらい。勿論、選手が16人もいて、スタッフが3人しかいない、という状況は考えにくいので、もっとかかることになるでしょう。因みに、Continentalチームの銀行保証は、最低でも2万ユーロ(260万円)と、ProContinentalの1/10。最低賃金は25,000ユーロという縛りだけ外れますが、さほど変わらないと思います。

日本では、まだまだマイナーな競技で、スポンサーも付きづらい状況です。マイナーであるが故の競技ピラミッドの底辺が狭く、スポンサーが付かないので、お金も無く…。

ん~、高いハードルですね。

2010年3月5日金曜日

獲った!! Tour de Langkawi #4

マレーシアで開催されているTour de Langkawi。アジアでもトップクラスのステージレース。
第4ステージで、日本チームとして唯一出場している愛三工業レーシングの西谷選手が勝利を収めました。
集団スプリントでステージを征するのは、初めてらしい…
日本ナショナルチャンピオンジャージを身にまとい、雄たけびをあげる姿がカッコいい…と思ってしまった。→コレ。

2010年3月2日火曜日

UCI登録の日本チーム

梅丹本舗が登録を見合わせたが、NIPPOが新たに登録を果たしており、チーム数は5と変わらず。

シマノ・レーシング(SMN)
世界のブランド「Shimano」の実業団チーム。アジア・国内を中心に活動。
昨年のJサイクルツアー・チャンピオンチーム。欧州のSkil-Shimanoの下部組織として、育成も行っている。下部組織を持つ国内チームはあるが、海外の上位組織を持つ国内のチームはここだけであると思う。
昨年、大いに沸かせた阿部嵩之は、島田真琴と共に、オランダ武者修行へ。昨年まで武者修行していた村上順平が国内復帰。阿部良之が離脱、狩野智也はブリヂストン・アンカーへ移籍。そして、コーチの栗村修氏が宇都宮ブリッツェン監督として移籍。山岳の力が落ちたが、元全日本チャンピオンの野寺秀徳、鈴木真理に加え、鈴木譲、畑中勇介、飯野嘉則は健在。加えて平塚吉光がクラブチームからの昇格加入を果たす。
スピードのあるチームで、あまり逃げに乗せてしまうと、後々が厄介になってしまう。昨年のTour de Hokkaidoでも、最終ステージの短い距離のクリテリウムで鈴木真理と阿部嵩之が揃って逃げをうち、梅丹本舗と愛三工業が追いかけても追いつかず、あわや総合逆転か? と思わせた。畑中も元U23のTT国内選手権を取った経験を持つ。

ブリヂストン・アンカー(BGT)
自転車メーカーである、ブリヂストン・アンカーの実業団チームで、仏への遠征も行っている。
その影響からか、Jサイクルツアーは参考7位。(参加義務の最低ラインをクリアしていないので、参考値として。)
飯島誠、山本雅道、普久原奨、三瀧光誠、相川将に加えて、昨年のツール・ド・おきなわ総合優勝の伊丹健治が育成チームから昇格、そして、シマノレーシングから狩野智也、梅丹本舗から清水都貴、宇都宮ブリッツェンから清水良行を獲得。
育成チームには4名在籍しており、仏中心で強化を行っている。狩野が加入したことにより、山岳を含めた総合力は高くなるであろう。

愛三工業レーシング(AIS)
自動車部品メーカの愛三工業の実業団チーム。アジアを中心に活動。
昨年のJサイクルツアー参考6位。
このチームは、昨年、タイムトライアルとロードの国内タイトルを、盛と西谷がそれぞれ獲得。チャンピオンジャージを2つ抱えるチームとなった。
別府匠、西谷泰治、綾部勇成、盛一大、鈴木謙一、品川真寛、松村光浩に加え、ブリヂストン・アンカーから福田真平が加入。別府匠はTeamRadioShackの別府史之の実兄。
TTチャンピオンの盛は、トラックのW杯にも出場している。昨年は調子が今ひとつの選手が多かったように思える。今年はどれだけ調子を上げられているか。現在開催中のTour de Langkawiに日本チームとして唯一出場している。


宇都宮ブリッツェン(BLZ)
昨年発足した、地元密着型の珍しいチーム。国内メインで活動。Jサイクルツアー3位。
こちらはメンバーの入れ替えが激しく、昨年残留組は、廣瀬佳正、長沼隆之、斉藤祥太、小阪光。復帰組として、柿沼章が監督よりプレイング・マネージャとして選手復帰。移籍組は、ダイハツボンジャス飯田から中村誠、マトリックス・パワータグから辻義光。クラブチームからの昇格移籍組で若杉厚仁。
そして、新監督として、恐らく日本一有名なロードレース監督であろう、栗村修氏が就任。
注目は、日本でもトップクラスのヒルクライマーである長沼。Jサイクルツアーでも、幾つかヒルクライムレースが存在するので、ここでどれだけ勝てるか。
もうひとつの注目は、何と言っても新監督。その采配が、どれだけレースを面白くしてくれるか、気になります。

チームNIPPO(PPO)
昨年はUCI登録を行っていなかった。NIPPOは、道路やスポーツ施設の設計・施工を行う会社。旧社名を「日本鋪道」。その実業団チーム。国内のチームとしては、ちょっと異色。Jサイクルツアー2位。
活動拠点は、日本とイタリア。既に、イタリアでのシーズンインを迎えている。監督に1人には、00年Tour de Franceでマイヨ・ジョーヌ着用経験者、アルベルト・エッリを起用している。
また、選手でもイタリア、ポルトガル、スイスの選手がいて、他の国内チームには無い組織を持っている。
選手は、バルラ、バッタリーニ、ガロッファロ、シニェゴのイタリア勢、ポルトガルのヴィゼイアック、スイスのウィンター、藤岡徹也、井上和郎、中田真琴、佐野淳哉に加え、梅丹本舗から宮澤崇史、増田成幸、中島康晴、菊池誠晃という主力級が加わる。
また、欧州で活躍していた橋川健氏により、ベルギーにて育成チームを発足させ、5名の選手を育成。また、Jサイクルツアーへの登録を行っているため、兄弟揃っての参戦の可能性もある。

Kuurne-Brussels-Kuurne

Omloopの翌日、Kuurne-Brussels-Kuurneが開催。

雨+強風+低温のトリプルパンチが選手たちを苦しめ、完走者わずかの28人だったそうで…

Omloopと同様、こちらもストリーミング配信を行っていたようですが…見てません。
というか、ストリーミングはどうしても切れ切れになってしまうので、レース展開がよく判らないです。
リザルトを見て「え、そうだったの?」と思ってしまいました。ボーネンも、実は追走集団にいなかったですし…。
あ、でも、盛り上がれることは、盛り上がれます。雰囲気だけで。
次はどこでやるかなぁ…。