2010年1月31日日曜日

#4 Euskaltel-Euskadi

ProTourチームの中で、異色を放つチーム。
メンバー全員が、何かしらバスク地方とかかわりを持っている。
スポンサーもスペイン・バスク政府。

そんなチームに、U23の世界チャンピオンであるシカールが加入。
すべての選手がスペイン人であるチームに、フランス人が加入することになる。彼は、バスク地方のフランス側、フレンチ・バスク出身で、下部組織チームであるORBEAより昇格することになる。
新加入選手を見ると、ほとんどがORBEAからの加入。

戦力的には、Sサンチェスやアントンなどの有力どころは残留。Tour de FranceもVuelta a Espanaも今年はバスク地方を通過、もしくは近隣を通過するので、熱狂的ファンに後押しされ、良い成績を期待できるかも。

TdFといえば、昨年の山岳賞争いにちょっと絡んだ、エゴイ・マルチネスデエステバン。名前が長いですね。表記は、 "Egoi Martinez De Esteban" となります。スペインの方々の氏名はこんな感じだそうで、"Egoi"が名前、"Martinez"がお父さんの苗字、"Esteban"がお母さんの苗字だそうです。日本とは違い、結婚しても苗字は変わらないそうです。Sサンチェスも "Samuel Samchez Gonzalez" だそうです。ただ、第一苗字と第二苗字の間に "De" を入れると、「公式でも両方とも読んでくれ」となるそうです。
どちらを第一、第二にするかは、成人になったら変えられるそうです。

…ちょっと違う方向に進んでしまいましたが。

次は、Footon-Servettoです。こちらもスペイン籍ですね。

2010年1月30日土曜日

#3 Caisse d'Epargne

Caisse d'Epargneは、今季限りでスポンサー撤退とのこと。銀行は厳しいね。
ある意味正念場のシーズンを迎えることとなっています。

戦力としては、ロドリゲス、ペレイロ、etcがOUT。しかし、ブルセギン、コーボ、モロー、ソレル、etcがIN。
ただ、このチームを語る上では、移籍云々ではなく、裁判の行方しだいではないだろうか。
バルベルデがレースに出られなくなってしまえば、ステージレースにしろ、1-DAYレースにしろ、絶対的エースを失うことになる。08年までは、その見事なまでの○カっぷりを発揮していましたが、09年より一転。それまでのバ○っぷりが嘘のようにメンタル部分が強化され、念願のGranTourの勝利を挙げることができた。この状態が今季も続けば、脅威となりえるが…
他の注目は、昨年Paris-Niceを獲ったLLサンチェス、新加入の08年Tour de France山岳賞のソレル。サンチェスはレースによってはエースとして、ソレルは山岳賞獲得と山岳でのエースのサポートとして、それぞれ活躍を期待したい。

機材の変更はなし。

あとは、11年からのスポンサーを見つけるだけ。

次は、Euskaltel-Euskadi。

2010年1月28日木曜日

#2 Astana

え~っと…このチームは大変ですね、色々と。

入れ替わりがとてつもなくありますね。
出て行った人達は、アームストロング、ポポヴィッチ、ラスト、ホーナー、ライプハイマー、ブライコビッチ、パウリーニョ、クレーデン、ムラヴィエフ、モラビート…などなど。
入ってきた人達は、スタンゲリ、ティーラロンゴ、グリヴコ、Aデーヴィス、Sデーヴィス、ペレイロ…などなど。
コーチ陣も総入れ替えといって良いでしょう。

結局は、コンタドールとヴィノクロフのカザフスタン籍のチームです。今年は。

機材もTrekからSpecializedに変更。

狙うは当然、コンタドールのTour de France連覇。チームのサポート体制がしっかりしていれば、難しいことではないと思います。しっかりしていれば、ね。
なんか、このチームは、選手以外がうるさい…気がする。スポンサーとか、カザフの自転車協会とか。
この人達が余計なことをしなければ、勝てる。

で、そのほかですが…

ヴィノクロフがGiro d'Italiaに出場するようですが、完全に未知数ですな。どれだけ調子を上げていられるか。ブエルタと世界選の調子があまりにも違いすぎ…
あとは、1-DayでAデーヴィスがどれだけいけるか…でも、トレインを組むようなチームじゃないしな。

う~ん、やはり、コンタドールのParis=NiceとTour de France以外は…

次は、Casse d'Epargne…ここも大変だ。

#1 AG2R La Mondiale

勝手に吠える、大きなお世話、何様的なProTourの戦力分析をしてみようかなぁ…
続くかどうか知りませんが。

アルファベット順だと、「AG2R La Mondiale」が最初ですね。
…最初にロードレースを見たときに、「AG2R」が「アージェーデュゼール」と解説陣が言っていたのをよく聞き取れず、「???」が頭の中を通過していった覚えがあります。
このカタカタ表記も怪しいですが。

さて、昨年のTdFでマイヨ・ジョーヌを着続けたノチェンティーニやアイルランド・チャンピオンのロッシュに、フランス・チャンピオンのシャンピオン(!)が新たに加入。他にも、若手・ネオプロが何人か入っています。メンバーの入れ替わりとしては、10名弱といったところです。TdFでノチェンティーニをサポートし続け、自身も総合16位となったグベールが引退したようですが、
フランス籍のチームですが、半分程度が他国の選手で、フランスチームとしては珍しく、国際色に富んでおります。
戦力的には、さほどの変化は無いようですので、昨年同様の成績は期待できるのではないでしょうか…って、昨年の成績は? というと…?
う~ん、ノチェンティーニの記憶が強すぎて…。しかし、GranTourでは総合上位に名を連ねている。1-Dayでの活躍は見られないかもしれないが、ステージレースでは、ひょっとしたら…ということがあるかも。

なお、機材もBHからKUOTAに替わって、ホイールはレイノルズを使用するとのこと。


え~、次は…Astanaですね。

2010年1月24日日曜日

激務の後に…

前回は1/11。今日は1/24。


その間…仕事してました。久々の激務でした。
通勤以外では自転車に乗れない日々でしたが、ようやく開放されました。
約半月の残業が40時間超は、ちょっと異常ですね。

激務のお陰で、ちょっと太った気が…やばいやばい。

これからは乗れますな。

ロードレースもProTour第1戦となる、ツアー・ダウンアンダーが終了。
今年からスポンサーが入れ替わったHTC-Columbiaのグライペルが総合優勝。
新チーム、RadioShack、TeamSkyともにデビューを果たしました。
クラシックまでには各チームの名簿を手に入れ、素人なりの希望的観測を含めた戦力分析をしたいなぁ…

2010年1月11日月曜日

MilramとSaxobankが今季限りでスポンサー撤退

…マジっすか?

Milramは確かにそんな空気がありました。
オペラシオン・プエルト以来のドーピング事件で、ドイツではロードレース界を見る目が冷たくなっています。Tモバイル、ゲロルシュタイナーが撤退した後、残されたMilramも時間の問題と思っていました。そのときがついにきてしまいました…ジャージデザイン、好きなんですけどね。

以外に思えるのがSaxobank。
リース監督率いるタレント揃いのチーム。昨年も良い成績を収めたはずですが…わずか2年半で撤退ですか…

厳しい世の中ですなぁ…

2010年1月5日火曜日

寒中お見舞い申し上げます

2010年になりました。
我が家は喪中ですので、このようなご挨拶で。

昨年は、一昨年より引き続き、自転車が注目される一年でした。
今年も、より注目を集める、そして、スポーツとしての自転車への注目が増すような一年になれば良いな、と勝手に思っている次第です。