2009年9月30日水曜日

そして誰もいなくなった…BouyguesとCofidisにProTourライセンスおりず

世界選手権が終わりましたね。
エリート・ロードは今年運が無かったエヴァンス。
MTBでもアルカンシェルを獲ったことがあり、これでダブル受賞。これは史上初?
しかし、ロードのアルカンシェルには「呪い」がございますので、それによってエヴァンスが来年絶不調にならないことを祈るのみです。(今年で運の悪さは使い果たした?)

さて、新城選手所属のBouyguesとCofidisの2つのフランスチームが、ProTourライセンスの更新を却下された。マネジメントには問題ないようだが、チームそのものの戦闘力を問われたらしい。これで別府史之選手以来となるProTourライダーが、またしても消えることになる。(どうやら新城選手はチームとの契約を更新したらしい。)
しかし、この2チームはTour de Franceへの出場権は持っているらしい。国外のProTourレースへの参加義務がなくなるので、かえって良かったとの話も出ている。

しかし、このProTourの制度って、何なんでしょうね。

2009年9月26日土曜日

笑うしかない~世界選手権・男子TT

なんでしょうかね。一人だけオーラが違うんですよね。
平均速度も2位と1.2km/hも速い、51.580km/h。
何かね、他の人とは違う"音"がするんだよね。「ゴッゴッゴッ」っていう…
しかも、タイムトライアルにもかかわらず、ゴール手前でガッツポーズ。一発勝負の、一分一秒を争うタイムトライアルで…。

全てがありえなかった、ファビアン・カンチェッラーラ。

これは、男子エリート・ロードも面白そうだ。

2009年9月18日金曜日

なんかオモロイ…コンタドール狂走曲、継続中

オモロイ、と表現するのは甚だ不謹慎ですが…やっぱりオモロイ。

コンタドールを巡る争い、一向に収まる兆しを見せません。

・獲得に名乗りを挙げている中では、Caisse d'EpargneとGarminが積極的。

・Astanaも来年までの契約をふりかざし、引き留めに躍起。

・コンタドールは「Astanaは私を手放すべき。それが双方にとって最良である」と発言。

・コンタドール向きであろう、今年の世界選手権、当の本人は辞退。アルカンシェル着てAstanaで走ってやるものか! という意気込みか?

・Garminが、ウィギンスの放出を検討。放出先は、新チームSky。コンタドール獲得のため…?

・Caisse d'Epargneは、コンタドール以外の移籍話はほぼ終了。入って来るのは準エース級ばかり。これもコンタドールのため?

2009年9月14日月曜日

走りが変わったバルベルデ〜Vuelta #14

どんどん人が減っているVuelta。
しかし、第14ステージは、大変興味深い展開でした。

厳しい勾配で勝負を賭けたエヴァンス、バッソ、ヘーシンク。じっと耐えたサンチェス、バルベルデ。結果、笑ったのはサンチェス、バルベルデ、そして、ひと足先に抜け出したモスケーラ。
しかし、バルベルデが昨年とは全く違う、クレバーな走りをするようになりました。昨年の世界選手権でのパッシングがこたえたのでしょうか?

残りは7ステージ。
バルベルデ、最後に笑えるか?

2009年9月8日火曜日

みんな気持ちはスイス?〜Vueltaリタイア続々

心、此処にあらず。という印象。

キルシェン、アンディがリタイア。まあ、アンディは胃の調子が悪かったらしいけど…。
兄フランクも、さほど上位ではない。
選手コメントとして良く書かれている言葉は「調整」。シュレク兄弟、カンチェッラーラ、エヴァンス、クネゴ…有力どころから良く出ます。
バルベルデからはそういうコメントが無いようだが、マイヨ・オロが遠ざかったら?…まぁ、その辺を考えているようには思えないけどね。

そういえば、コンタドールはスペイン代表を辞退するそうな。Astana残留が有力になって、どんどんやる気が低下しているような気が…。結局、Caisse d'Epargne、Garmin、Quickstep、Katusha、そして、アロンソの新チームから声がかかったそうだ。

それにしても、Vuelta。
黄金ジャージがくすんで見えるのは気のせいか?

2009年9月7日月曜日

勝って良かったのか、クネゴ&全盛期には程遠いヴィノクロフ

Vuelta最初でいきなり山頂ゴールの山岳ステージであった、日曜のステージ。
クネゴが勝ちましたが…勝ち方がクラシックみたいで…。まぁ、超級を登る途中でアタックが駆けられるのは、自力が上がったと見て良いのだろう…多分ね。

さてさて、ヴィノクロフ。
9分ほど遅れてのゴール。やはり、本調子には程遠い。1年くらいはかかりそうだ。
来年のツールのエースにはなりえないでしょう。今回の結果を一番喜んでいるのは、コンタドール?

2009年9月4日金曜日

契約話

1. コンタドールはアスタナに残留の予測。長期契約が仇となったか?

2. ライプハイマーは順当にShackに移籍。2年契約。

3. バッランが移籍するBMC。ヒンカピー、ブルグハート等、大物を補強。ヒンカピーは、先日の国内選手権でアメリカナショナルチャンピオンとなった。

4. 流浪の民となっているステーグマン。今度はShackと交渉中。今季はもうないな。

5. ボアッソンとアルベセンがSKYに移籍の噂。このチームの契約話がやっと浮上したな、という感じ。それにしても、コロンビアは出入りが激しいなぁ。

2009年9月1日火曜日

順当な日本代表〜世界選手権男子ロード

今月末の世界選手権に向けてのメンバーが発表されました。

日本の出場枠は3人。
ツール完走の新城、別府。
そして、ナショナルチャンピオンの西谷(愛三工業レーシング)。
世界選手権は周回コースによるワンデイレース。今年はスイス。
スイスということで、昨年より積算標高は高いと思いますが、ジャパンカップも似たようなものなので、登り苦手の新城も問題ないでしょう。…あ、でも、距離が違うなぁ。大丈夫だろうか。

世界選手権といえば、現在世界チャンピオンのバッラン。
なんと、来季からはコンチネンタルプロチームのBMCで走ることになりました。グランツールやクラシックレースへはなかなか出られなくなりますね。でも、BMCは他にも交渉中の選手がいるようで、メンバーによっては出られるかも…

さて、Vueltaは4日目に突入。
なんか春のクラシックを見ているようなコース。
スプリンターの実力、調子の良し悪しが均衡していて、ツールとは全く正反対。
さて、今日は誰が勝つかな?